【MVP争い】2024年大谷とリンドーアの成績比較!2人の共通点も紹介

野球

ナ・リーグではドジャースの大谷選手とメッツのリンドーア選手の2名がMVPの筆頭候補となっています。

MVP争いをしている2人ですが、どちらがMVPに相応しいのか気になっている方も多いと思います。

この記事では2人のシーズンの成績などを比較や共通点について詳しくまとめていきます。

この記事で分かること
  • 2人の24シーズン成績比較
  • 2人の野球以外の面を比較
  • 2人が持っている共通点

シーズン成績では大谷選手が圧倒

今シーズン2人はMVP候補と言われるくらい、リーグ内で圧倒的な数字を残しています。

大谷選手成績
  • 159試合出場
  • 731打席197安打 .310(リーグ2位)
  • 54本塁打(リーグ1位)
  • 130打点(リーグ1位)
  • 59盗塁(リーグ2位)

今シーズン大谷選手はMLB史上初となる本塁打と盗塁の「50-50」を達成しました。

獲得タイトルとしては、本塁打と打点の打撃主要タイトルの2冠となっています。

リンドーア選手成績
  • 152試合出場
  • 689打席169安打 .273(リーグ20位)
  • 33本塁打(リーグ6位)
  • 91打点(リーグ13位)
  • 29盗塁(リーグ11位)

リンドーア選手は主要項目のタイトル獲得ができませんでしたが、全ての部門で上位に位置する成績を残しています。

大谷選手と比べてかなり見劣りする成績になっていますが、リーグ内では屈指の野手であることは間違いないでしょう。

主要成績以外ではどちらが勝っているのか以下にて解説していきます。

リンドーア選手は守備でチームに貢献

リンドーア選手はショートとして守備でチームに貢献しています。

リンドーア選手は大谷選手と違い守備について、チームに貢献しています。主にショートして試合に出場しており、ナ・リーグ内でも屈指の内野手となります。

メジャーリーグでは守備に関する重要視されている指標にUZRというものがあります。

UZRとは?
同じポジションの平均的な選手よりもどれだけ失点を減らしたか。
評価項目は、内野手は守備範囲、失策しない能力、併殺奪取能力の3項目
引用:https://public-baseball.com/explanation_uzr/

リンドーア選手は24年シーズンのUZRが3.5となっておりリーグ内のショートで3位に位置しています。

ナ・リーグショートのUZR
  • トーバー選手(ロッキーズ)
    1357イニング UZR:11.2
  • リンドーア選手(メッツ)
    1375イニング UZR:3.5
  • スワンソン選手(カブス)
    1273イニング UZR:3.3

1位のトーバー選手のロッキーズはチーム自体が弱く最下位独走のチームであるため、数値時代は高くなってはいます。リンドーア選手のメッツはワイルドカードでプレーオフに進出しているので、チーム状況を考慮するとリンドーア選手の凄さが分かります。

なお、大谷選手は今シーズンはDHのみでの出場となっており、UZRが0となっています。
守備面を考えるとリンドーア選手が大谷選手より勝っていると言えるでしょう。

得点を創出する力は大谷選手が圧倒

得点創出を出す指標で大谷選手がナ・リーグ内で圧倒的1位となっています。

メジャーリーグ内で野手の得点力という点を評価する指標として「wRC+」とうものがあります。

wRC+とは?
打席当たりの得点創出の多さを「リーグで平均的な打者は100」とした場合、
何パーセント得点を多く(少なく)創出しているか。
引用:https://gogo-fighters.com/about-wrc/

この得点創出という点で大谷選手はナ・リーグ内で圧倒的1位となっています。

ナ・リーグwRC+
  • 大谷選手(ドジャース)
    181
  • オズナ選手(ブレーブス)
    154
  • マルテ選手(ダイヤモンドバックス)
    151

リンドーア選手のwRC+は「137」となっており、リーグ内のトップ10にもはいってません。

大谷選手がどれだけ打撃でチームに貢献してたのかという事が分かります。DHのみでの出場ではありますが、MVP候補となっていることが納得できます。

チームへの勝利貢献度は2人が「1位」と「2位」

貢献度を表す指標がナ・リーグ内で大谷選手が1位、リンドーア選手が2位となっています。

メジャーリーグで選手を評価したり、MVPを決める際に特に重要視されている指標としてWARというものがあります。

WARとは?
これは同じポジションの代替可能な選手に比べて、どれだけの勝利数に貢献したかを表す総合指標。打撃・走塁・守備・投球という全ての要素を組み合わせて、勝利への貢献度を算出します。
引用::https://sposuru.com/contents/sports-quest/baseball-war/

勝利への貢献度という点で2人が1位と2位になっています。

ナ・リーグWAR
  • 大谷選手(ドジャース)
    9.1
  • リンドーア選手(メッツ)
    7.8
  • デラクルーズ選手(レッズ)
    6.4

WARは「6」を超えるとMVP給と言われており、2名を「6」をゆうに超えているので、リーグ内でも特出した選手ということが分かります。

勝利貢献度で2名が1位・2位となっていることから分かるようにMVPはどちらかが選ばれると思われます。

MVPはどちらが選ばれそうか?

MVPは大谷選手が選ばれると思われます。上記であげているWARで大谷選手がリーグ1位となっており、リーグ内で最も勝利に貢献した選手と言えるからです。

リンドーア選手を推す声としては、ショートという重要なポジションを守り、打撃でもチームに貢献しているという点になっています。今までDHのみの出場でMVPを受賞した選手がいないことも後押しとなっています。

どちらが選ばれれも異論がでないのでは?とは思いますが、2人が所属するチームがどちらも人気でファンが多いので、選ばれなかった方のファンは怒ってしまうでしょう。

SNSでも大谷選手が選ばれるのはという声が多く上がっています。

2人の大きな共通点

https://company.newbalance.jp/press/2024/p-66345

2人のスパイクなどの道具は「ニューバランス」から提供されています。

2人はニューバランスの道具を使用しており、ニューバランスのアンバサダーにもなっています。

ニューバランスがスニーカーで有名ですが様々なスポーツの商品も展開しています。

多くの有名アスリートがニューバランスと契約しており、野球界では大谷選手とリンドーア選手が契約選手の大物となっています。

最近大谷選手のシグネチャーモデルのスパイクが発売され、大人気となっています。

リンドーア選手はメジャーリーグ内でもお洒落で有名でスパイクもかなりお洒落なデザインとなっています。

2人がMVP争いをすることで最も喜んでいるのはニューバランスなのではと思ってしまいますね。

まとめ

大谷選手とリンドーア選手の成績比較を詳しく解説しました。

成績を見ると大谷選手が圧倒的に優位かと思いますが、リンドーア選手もかなり優秀な成績を残していることが分かります。

守備も野球の大事な要素になるので、リンドーア選手をMVPを推す声にも納得できますが、やはり大谷選手の「50-50」が持つインパクトに勝てないでしょう。

この2名がプレーオフのリーグチャンピョンシップで戦うのも何か持っていますね。

MVPの発表が今から楽しみです!

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