スポーツチームはスポーツチームは激務なのか?【働くのは辞めておいた方がいい理由】

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知りたい鶏
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スポーツチームでって激務って聞くけどそれが本当なのか?

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スポーツチームで採用担当をしていたブログ主です。

スポーツチームは激務ということはネットで検索するとよく出てきます。

実際に激務なのかというのを採用担当も行っていた私が解説します。

「スポーツが好きでいつかスポーツの仕事がしたい!」と思っている方は多くいらっしゃるのではないでしょうか?私もそのような考えを持って、スポーツチームへの転職を志していました。

スポーツチームは求人が少なく、働くのが難しい状態でもあります。
そんな高倍率の競争を勝ち抜き、歴史あるプロスポーツチームで試合の運営業務を担当した後、管理部門として経営管理や採用業務を約5年間行ってきました。

そんな経験を基にスポーツチームへの転職を志す方に少しでも有益な情報を提供できればと思っています。

この記事で分かること】
・スポーツチームは激務なのか?
・スポーツチームで働かないほうがいい理由
・スポーツチームを退職する人の特徴

スポーツチームは激務なのか?

スポーツチームは実際に忙しく一人一人の裁量が大きく、激務と感じる人もいます。

しかし、一概に激務という訳ではありませんが、「スポーツチームで働くことに興味があるが激務だったら働きたくない」と考える人もいるでしょう

実際に激務だと感じてしまう理由などについて、ポイントを解説します。

スポーツチームで働ないほうがいい理由

そんな中で、激務と感じる要素となる「働かない方がいい理由」を紹介します。
実際に働きつつ、多くの人を組織に迎え入れた私が考える「働かない方がいい理由」は以下です。

  • 年間を通じて忙しくゆっくりできる時期がない
  • 仕事量に比べ給与が低い
  • 好きなことを仕事にしたにも関わらず嫌いになる可能性がある
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スポーツチームで働かないほうがいい理由について以下にて解説していきます。

年間を通じて忙しくゆっくりできる時期がない

スポーツチームは年間を通じて忙しい時期が長くなっています。
シーズン中は言わずもがな忙しく、シーズンオフも翌シーズンの準備があるので、繁忙期がずっと続き、休みも取り辛い環境になっています。

そもそもシーズン中は試合があり、準備から片付けと試合日以外の日も稼働があります。
また、試合日は拘束時間が長くな、試合ない日でも次の試合の準備がある状態です。
そのため、シーズン中が常に納期に追われているような感覚になってしまいます。

また、シーズン終盤からシーズンオフ期間では翌シーズンの準備が始まってきます。
そこで準備を怠ると、翌シーズンがより忙しくなるので、決してやることがないという訳はありません。強いて言うならば、試合がないのである意味楽な期間ではあります。

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年間を通じて準備から試合運営に追われるような働き方になってしまうため、気を抜くことができず、激務と感じていまいます。

仕事量の割に給与が低い

スポーツチームは華やかな業界でありながら給与が低い傾向にあります。
決して生活ができないという訳ではありませんが、仕事や責任感や規模の割に低くと感じることがあります。

試合を何事もなく運営する必要があり、責任感を感じる仕事も多くあります。
何千人~何万人の方を集める大規模なイベントを行う主催側として、気抜いて行うことはできません。

しかし、スポーツチームで働きたいという人は常にいるため、求人を出せばすぐに応募がくる状況でもあるので、賃金が低くなってしまっています。今後もスポーツチームで仕事をしたいという人がいなくならない限り、今後も労働条件は上がり辛いでしょう。

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大規模なイベントを運営する一員として大きな責任を抱える中ではあるが、そのプレッシャーや仕事量の割に給与が低いと感じてしまい、激務と感じてしまいます。

好きなことを仕事にしたのに嫌いになる

好きなことを仕事にしたから、どれだけしんどくても大丈夫と思う方もいると思います。
しかし、スポーツチームの仕事では自分の好きな部分にだけ関われる訳ではありません。

スポーツチームの仕事は華やかに見えますが、実際は地味な仕事ばかりになります。
夢を持って入ってきたのに、自分の思うような仕事ができず辛い思いをすることがあります。

また、日常的な忙しさや自身が思うスポーツチーム像から外れる仕事をする必要もあります。
そのような仕事をしていく中で、自分が好きだったスポーツが嫌いになってしまう人もいます。

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好きだったことが仕事することは決してメリットだけでなく、裏側まで見えることで「こんなはずではなかった…」とモチベーションが下がり、そのギャップから激務だと感じてしまいます。

全てのスポーツチームが激務なのか?

すべてのスポーツチームが上記のようなことはないと思います。
チーム毎に働き方も異なっているので、一概にすべてが激務であるとは言えません。

またリーグでも働き方や賃金も大きく異なります。
試合数でみても野球よりもバスケットの方が試合数が少なくなるので、楽に仕事ができると言えます。
しかし、野球よりバスケットの方がチームの規模が小さくスタッフも少ないため、一人一人の責任も大きくなります。

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スポーツチームに転職する際は、好きという理由だけ選んではいけません。
自身が希望する働き方ににあったリーグやチームを選ぶことが大切になります。

激務と感じないために気を付けること

先ほども書いた通り、スポーツチームの仕事は必ずしも激務という訳ではありません。
仕事に対して激務と感じる人もいれば、そう感じない人がいると思います。

仕事を激務と感じずに長く続けるためには、
スポーツチームの仕事を理解しておくことが大切です。

入ってから、「思っていた仕事と違った」や「プライベートの時間が取れずしんどい」とならないよう、事前に仕事を理解し、心構えをしておきましょう。

スポーツチームでそれでも働きたければ・・・

働かないほうがいい理由を複数書きましたが、「それでもスポーツが好きでどうしても働きたい」という方は思います。入社してから後悔がないよう、気を付けるべきポイントについても解説します。

スポーツチームを退職する人の特徴

スポーツチームでも仕事のミスマッチにより退職する人はいます。
好きだから続けることができる訳ではありません。

スポーツ業界は人気な仕事ではありますが、人の入れ替わりは激しい業界です。
折角、高倍率の選考を通過し、自分の好きなことを仕事にできたのにと思う方もいるでしょう。

私もすでに退職した身ではありますが、辞める人には共通点があります。
そのスポーツチームを退職していく人の特徴は以下になります。

  • スポーツが好きという理由だけで入社している
  • 生活の面で働き続けれない理由が出てしまう
  • 体調を崩して働けなくなってしまう
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私の経験も踏まえて詳しくは以下で解説します。

スポーツが好きという理由だけで入社している

スポーツチームにはスポーツが好きで働いているという人の方が多いです。
しかし、それだけの理由だと好きでなくなったタイミングで働く理由がなくなってしまいます。

好きなことを仕事にすると、スポーツ対してマイナスな感情を抱いたり、仕事を通じては好きでなくなることがあります。
それでも仕事を続けられる人は、好きなスポーツを通じて達成したい事や、好きなスポーツに貢献したいという強い想いを持っている人です。

働くに当り好きなスポーツを通じてどんなことを達成したいのか?というところまで考えてから入社すると辛くても仕事が続けられます。

生活の面で働き続けれない理由が出てしまう

スポーツチームの勤務形態は変則で長時間労働があることが多いので、プライベートの変化などがあると今の働き方を続けることが難しくなることがあります。
結婚や子供が生まれるなどのライフイベントがそれに当てはまります。

このような生活の変化は誰にでもありますが、スポーツチームの働き方も変えることができません。
自身の周りの人にスポーツチームの働き方に理解を持っておいてもらうことが大切になります。
なお、私はこの理由で働いていたチームを退職することにしました。

変わった働き方ではありますが、ライフイベントの際に今後もここで働けるか?ということを周りの人も含め考えることが必要になります。

体調を崩して働けなくなってしまう

働き方や仕事の責任によって、体調を崩す方も少なくありません。
どれだけ熱意を持っていたとしても、精神や体がついて来ないと働くことはできません。

一人一人の裁量が大きく、常に納期に追われる長時間労働する環境の中で、好きだからこそ強い想いを持って取り組みすぎてしまうと無理が出て体調を崩してしまします。

好きすぎて無理してう人もいるので、仕事として程よい付き合い方を見つけることが大切になります。

実際に退職した人の理由

私が勤めていたチームで対象した人は以下のような理由で退職していきました。

30代 男性
30代 男性

子どもとの時間が取れなくなり、家庭の雰囲気が悪くなったので、

もう少し家族との時間がとれる仕事をしようと思う。

30代 女性
30代 女性

働いている中で好きだったスポーツに興味がなくなってしまった。

好きなことを仕事にするのはもう辞めたいと思う。

20代 男性
20代 男性

結婚のタイミングでもう少し給与が良く、土日に休める仕事をしたい。
スポーツの仕事は好きだが、しょうがないと思っている。

20代 女性<br>
20代 女性

休職から復帰して、ここの職場で今後も働くことが難しい。
もう少し労働環境が良ければ続けたかった・・・

他にも様々な理由で退職をする方がいましたが、働いている時は充実して勤務ができている方が多かったと思います。スポーツチームはやりがいのある仕事ではあることは間違いありません。

スポーツチームへ転職するために利用すべきサービス

スポーツチームに転職するために利用すべきサービスとして以下をオススメしています!

PLM Career

スポーツチームへの転職を考えている方は「PLMキャリア」の利用をオススメします。

PLM Careerとは

PLMキャリアはスポーツに関わる仕事に特化した転職サービスになっています。

スポーツに関わる仕事に転職したい方と、採用求人する側をつなげるマッチングサービスです。
プロ野球パ・リーグ6球団はもちろんのこと、セ・リーグ球団、サッカー、バスケットなどの他競技やメディア、サプライヤーなどスポーツに関わる全ての企業、組織の求人を紹介することができます。  引用:PLM Career サービス紹介

私が勤めていたチームでもこちらで求人を出していました。

PLM Careerのサービスの特徴

PLMは、パ・リーグ6球団共同出資の会社となっています。そのため、スポーツ業界のことを熟知しており、企業と求職者の双方が求めるベストマッチを実現しています。

こちらのサイトでした扱っていない求人も多くあり、プロスポーツチーム以外にも、格闘技などのスポーツ団体の求人も掲載されています。

サービスの流れ

他の転職サイトと同じようにサイトにて個人情報を登録が必要にあります。 ※会員登録ページ
その後、キャリアアドバイザーと面談の後、求人を紹介して貰えます。

面談の上、求人を紹介して貰えるため、ミスマッチを防ぐことができます。

PLM Careerをオススメする理由

やはりスポーツ業界に特化していることが1番のメリットになります。

他の求人サイトでは、スポーツに関わる求人がそもそも少なく、エージェントから紹介されることもまずありません。しかし、PLM Careerでは間違いなくスポーツに関わる求人を紹介して貰うことができます。

NPB、Jリーグ、Bリーグと日本のプロスポーツリーグ全ての求人が掲載されており、自身の希望にあったチームが見つかるはずです。

まとめ

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この記事で伝えたかったことは以下になります。

  • スポーツチームの仕事を激務と感じる人はいるが一概に激務という訳ではない!
  • 激務と感じる理由は働き方や生活に関わる面が大きい!
  • 退職する人にはある程度共通点がある!
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スポーツチームは好きなことを仕事にできる非常に魅力的な仕事です。
しかし、大変なことも沢山あるので、それを把握した上で働くことは大切になります!

なお、私が勤めていたチームや他チームの方との話から得たことをベースにしており、
業界全体のスタンダードという訳ありませんので、その点はご注意ください!

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