スポーツチームで働きたいんだが、転職がしやすい業種ってあるのか?
どうも、新卒ではメーカーで働いていた30代です。
スポーツチームへの転職を見据えて仕事選びをする人はいないと思いますが、
実際転職しやすい業種があるか解説します!
スポーツチームは求人が少なく、働くのが難しい状態でもあります。
そんな高倍率の競争を勝ち抜き、歴史あるプロスポーツチームで試合の運営業務を担当した後、管理部門として経営管理や採用業務を約5年間行ってきました。
そんな経験を基にスポーツチームへの転職を志す方に少しでも有益な情報を提供できればと思っています。
【この記事で分かること】
・スポーツチームに転職しやすい業種の共通点
・スポーツチームに転職しやすい業種について
・スポーツチームを退職する人の特徴
スポーツチームに転職しやすい業種はこれだ!
約5年中途採用業務を行う中で、前職の経験から入社後にすぐに活躍できると思い、積極的に採用してきた業種は実際にありました。その業種について以下にて解説していきます。
転職しやすい業種の共通点
スポーツチームに転職しやすい業種の共通点は以下になります。
- 無形商材を扱っている
- 様々な業種との取引関係を持っている
- どちらかというとハードワーク気味
無形商材を扱っている
スポーツチームの商材はどちらかというと無形商材が多くなり、チーム収益の大きな柱になっています。(チームに付属する広告効果や会場の看板などがそれに当てはまります。)
そんな商材を扱うにあたり、前職での経験がある方はすんなり入っていけます。
商材自体の値付けや販売方法についても共通している部分は必ずあるはずです。
様々な業種との取引関係を持っている
スポーツチームは様々な取引先と関わって複数の仕事を同時に進めていきます。
そのため納期の調整やタスク管理が大事になります。
円滑に仕事を進めていくにあたり、前職で様々な業種との関りを持ち、業種への理解を持っていればスムーズに仕事を進めることができます。また関係性を上手く気づけることで、複数のタスクを進めることもできるはずです。
どちらかというとハードワーク気味
チームにもよりますが、スポーツチームはの働き方はハードワークであることが多いです。
試合日はそもそも拘束時間が長く長時間労働になってしまい、働く時間も決まった時間でないこともあります。
やはり1度そのような仕事を経験している人のほうがスポーツチームでの仕事にすんなり入っていけます。特に働く時間が不規則になることに関しては経験がないと体調を崩すことがあると思います。
元採用担当が考える転職しやすい業種3選
実際に私が採用してきた方の業種も踏まえ、転職がしやすい業種は以下の3つだと考えています。
- スポーツチーム、スポーツ興行に関わる企業
- エンタメ系(イベント、アミューズメント)
- メディア系(映像制作、インターネットサービス)
スポーツチーム、スポーツ興行に関わる企業
スポーツチームは小数精鋭のことが多く、中途採用は即戦力採用がメインになります。
当たり前ですがスポーツ興行に関わってきた人材は間違いなく即戦力となります。
試合準備から当日運営に関わる全てのことを競技が違えど把握できていることは非常に大きく、すぐに現場でも活躍できる人材となります。
エンタメ系(イベント、アミューズメント)
沢山のお客様を集客し、ワクワクする楽しい場を提供するエンタメ系の業種はスポーツチームと同じような仕事が多くあります。会場でのお客様対応や集客施策、イベントに関わるグッズ販売などやっていることは同じです。
そういう意味ではスポーツチームに入っても仕事の流れはすぐに把握でき、即戦力として活躍できます。また働く時間など働き方という面でも似ている部分があります。
(そのそもスポーツビジネスも「エンタメ業種」という意見もあるかと思いますが・・・}
メディア系(映像制作、インターネットサービス)
メディア系の仕事は無形商材を扱うという面で非常にスポーツチームと親和性があります。
チームの魅力を発信し、お客様に興味をもって貰うという最も大事な部分への理解が高い人材だと思います。
今ではどのチームもSNSを運用し、ファンの方へ気軽に発信できる環境がある中で、”発信する力”はチームを運営する中でかなり大事な役割になります。メディア系の方は発信方法やマーケティングに知見がある方が多くいると思っています。
あとメディア系の方はハードワークなことも多いですし・・・
それ以外の業種からの転職は難しいのか?
転職しやすい業種を3つ上げましたが、決して上記3つの業種以外が転職できないという訳ではありません!
スポーツチームは少数精鋭で中途採用で即戦力を採用する傾向にあります。
その中で求められるのは募集ポジションの業務を入社後にすぐに行えるかという点になります。
転職しやすい業種に関しては、スポーツチームの仕事と親和性が高くなっているだけです。
ですので、前職で募集しているポジションの経験があれば、業種に関係なく即戦力として活躍できる可能性があり、それをアピールすれば問題なく転職を成功させることができます。
事実、私もメーカーからスポーツ業界への転職を成功させています。
スポーツチームへの転職活動でどのような事をアピールすべきか?
転職しやすい業種について解説してきましたが、業種に関わらず前職の経験がスポーツチームへの転職で大事になってきます。
そんな中で特にどのような経験をアピールすべきかを以下にて解説していきます。
募集ポジションに類似する経験業務
スポーツチームは小数精鋭な組織になりますので、入社後に即戦力として働く人を必要としています。また採用を行う場合は欠員補充である場合が多く、すぐにでも募集ポジションの仕事を一人でも回せる人材を探している状況です。
ですので、やはり前職で募集しているポジションに類似する経験をしているか?ということは重視されます。入社後に大きな仕事を一人でも回せると思って貰えるような、前職での実績を定量的にアピールすることが必要になります!
募集ポジションの仕事と前職の経験がマッチするほど内定に近づくのは間違いありません。入社してすぐに活躍しているイメージを持って貰えるよう、前職の経験を棚卸しておくことは必須です。
マネジメント経験
やはり多くの人と仕事で関わる上で、マネジメント経験が現場で生きてきます。チーム側として委託する会社が沢山あり、的確な指示だしやスケジューリングは重要です。
また、スポーツチームには非正規の社員も多くいることが多いる場合も多く、社内でも指示を出す側になることがあるはずです。
前職でマネジメント経験がある場合は、取引先やその他とステークホルダーと上手く仕事してきた経験を伝えることで、入社後に現場ですぐに活躍してくれる人材と思って貰えます。
マネジメント経験がない方も、大きなプロジェクトの経験など様々な立場の人と何かを成し遂げたり経験でも問題ないです!
まとめ
この記事で伝えたかったことは以下になります。
- 転職しやすい業種はスポーツチームと仕事内容の親和性が高い業種!
- 転職するにあたり大事なのは業種ではなく前職での経験!
- アピールすべきは募集ポジションに類似した業務経験とマネジメント経験!
時にはスポーツチームの募集にも事業拡大の増員募集の場合もあります。その際は前職の経験に関わらず採用されることもあると思いますので、募集ポジションの経験がなかったとしても挑戦することは大事だと思います!
転職しやすい業種はスポーツ業界と似ている仕事を行う業界になります!
しかし、どんな業種でも転職することは可能です!
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