2025年のドラフト会議で最も注目されていた選手は立石正広でした。
3球団競合の末に阪神タイガースが交渉権を獲得し、独走でリーグ優勝した阪神タイガースが更に強くなってしまいました。
一方、スタメンがほぼ固定されている阪神タイガースで立石正広がどのポジションを守ることになるのかと話題になっています。
この記事では立石正広はどのポジションを守るのかについて考察していきます。
- 立石正広選手が守れるポジション
- 阪神タイガースの現状のスタメン状況
- 立石正広選手がどこを守ることになるのか
立石正広選手は大学時代は内野手

立石正広選手は大学時代は内野での出場が主になっていました。
立石正広選手は1年生春からリーグ選手に出場し、4年生の卒業までケガ以外でがほぼスタメンで出場していました。
1~2年ではファーストをメインポジションとしており、2年生秋にはファーストでベストナインを獲得しています。
3年生からはファーストとサードを守ることが多くなり、3年生春にサードでベストナインを獲得し、日本代表ではファースト守っています。
4年生になってからはセカンドに挑戦しており、春はベストナインを獲得し日本代表でもセカンドを守っていました。
4年生秋はケガで出場数が少なくなりましたが、リーグ戦から全国大会までセカンドを守りチームに貢献していました。
大学通算の打撃成績は打率.339・本塁打15本と打撃では圧倒的な数字を残してしました。
複数回ベストナインに選ばれてはいますが、主には打撃成績が影響して選ばれていると思われます。
プロのスカウトからはそこまで守備は評価されていないようですが、高校時代からずっと内野を守っており、複数ポジション守れる器用さがあります。
阪神タイガースで出場する際には基本的にはショートを除く内野のどこかでの出場することになると思われます。
阪神の内野陣はほぼ固定されている?

阪神タイガーズの内野陣はほぼ固定化されていると言っても過言ではありません。
2025年シーズンを独走で優勝したタイガースはスタメン選手をしっかりと固定することはできていました。
特に内野陣は基本的はメインの選手がスタメンで出場しておりほぼメンバーが固定化されています。
| ポジション | スタメン回数1位 | スタメン回数2位 |
|---|---|---|
| ファースト | 大山(139試合) | ヘルナンデス(2試合) |
| セカンド | 中野(139試合) | 植田(4試合) |
| サード | 佐藤(111試合) | ヘルナンデス(17試合) |
| ショート | 小幡(73試合) | 熊谷(27試合) |
特にファースト、セカンド、サードは100試合以上出場している選手がいる状況です。
強いていうなればショートは複数人の選手が併用されており、固定化がまだできていない状態です。
外野ではセンター・ライトは100試合以上出場している選手がいる状況となっています。
ですので、タイガースとしては「ショート」・「レフト」が空いているポジションと言っていいでしょう。
立石正広選手がどこを守ることになるのか?

立石正広選手が1年目からスタメンで出場する場合はサードを守る可能性が高いと思います。
前述の通り、2025年シーズンで佐藤選手がサードで111試合出場しています。
一方、佐藤選手はライトでも26試合しており、サード以外でもスタメン出場して活躍することはできています。
佐藤選手がライトで出場する場合は、ライトの森下選手がレフトに回ることになりますが、そのような起用が来シーズンも行われることは十分に想定できます。
タイガースとして立石正広選手を育成も兼ねてどうしてもスタメンで起用したい場合は、佐藤選手を外野に回すことになるでしょう。
もう1つの案としてはセカンドの中野選手をショートにコンバートして、セカンドを守らせるということも考えられます。
中野選手をショートに移すのはチーム全体の守備力が低下する恐れがあるのでよっぽどないかと思うので、佐藤選手のコンバートが有力かと思います。
まとめ

守備位置がどこになるか話題の阪神の立石正広はどのポジションを守ることになるのか最有力はサードかについて考察しました。
立石選手は打撃面では1年目から間違いなく活躍する選手だと思います。
守備についてはまだ未知数なところはありますが、スタメンで起用ししっかりと育成をしていって欲しいと思います。
2027年からはDH制も導入されますが、しっかりと守備について攻守両面で活躍できる選手になって貰いたいです。
佐藤選手としてもサードよりもライトの方が打撃に集中できる可能性もあるので、タイガースとしてもそのような布陣を敷くことは検討するでしょう。


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