広島カープは9月10日の巨人戦に負けたことで、自力でCSに出場することができなくなりました。
カープは昨年も夏場の大失速でCS出場を逃しており、今季も夏場から順位を徐々に落としていました。
大事な9月に入ってからも調子が上がっておらず、現状CS出場はかなり厳しい状況になっています。
この記事では広島カープのCS出場可能性や出場の勝敗ラインについて解説します。
2025年シーズンも厳しいチーム状況

広島カープは開幕から数か月は上位争いをしていましたが7月から失速しCS出場を争う順位まで落ちてしまいました。
開幕から6月までは調子が非常によく、首位争いに加わるなど昨年非常にいいスタートを切っていました。
7月に入ってからは一転し、月間勝率が2割となり大失速し、一気に首位とゲーム差が離れてしました。
月 | 勝敗 | 勝率 |
---|---|---|
3.4月 | 12勝12敗1分 | .478 |
5月 | 12勝10敗11 | .440 |
6月 | 11勝11敗 | .500 |
7月 | 4勝16敗3分 | .200 |
8月 | 14勝12敗 | .538 |
8月は勝率5割を超えていますが、7月14日以降は4位と5位をいったり来たりしてしまっています。
9月に入ってからは9/11時点で「1勝7敗勝率:.125」となっており、最終盤でまた失速してしまっています。
昨シーズンも同様に9月に入って失速してしまっており、CS出場を逃してしまっています。
今年もこのまま負け続けてCS出場を逃すことになれば、ファンとしては許せないでしょう。
カープはCSに出場するための条件

カープがCSに出場するための条件としてシーズン70勝が1つのラインになると思われます。
ここ数年のセリーグでは70勝がCS出場のラインであると言えます。
年 | 3位 | 4位 |
---|---|---|
2021年 | 阪神:68勝 | 巨人:68勝 |
2023年 | 横浜:74勝 | 巨人:71勝 |
2024年 | 横浜:71勝 | 広島:68勝 |
勝率で考えると大体5割前後が3位のラインになっています。
9月10日時点でカープは54勝で勝率は「.443」となっており、3位のラインとは程遠い成績となっています。
もし、カープが70勝への到達を目指すとするならば、残り16試合を「16勝0敗勝率:1.000」で行く必要があります。
さすがに勝率1.000は現実的に無理だと思われます。
CS出場争いをしているDeNaと中日は70勝までに6割程度の勝率を残せば良くなっています。
中日ドラゴンズはCSに出場できない?

2025年シーズンにカープがCSに出場する可能性はほぼないと思われます。
前述の通り、残り試合を勝率10割で終える必要がありますが、かなり厳しいでしょう。
今シーズンは月単位でみてほとんどの月が5割に届いておらず、対戦相手別でみても勝ち越している相手ほとんどはいません。
チーム | 勝敗 | 残り試合数 |
---|---|---|
阪神 | 6 – 17 | 2試合 |
巨人 | 11(1)9 | 4試合 |
横浜 | 10(1)12 | 2試合 |
中日 | 11(1)11 | 2試合 |
東京 | 7(2)10 | 6試合 |
相性の良い巨人との試合が残り4試合のみとなっていますが、勝率10割はやはり厳しいでしょう。
よっぽどの奇跡が起こらない限りカープがCSに出場することはないと思われます。
まとめ

広島カープがCSに出場する可能性はほぼないのかや出場ラインは勝率5割について解説します。
CS出場のラインである70勝への到達はほぼ不可能でしょう。
もしDeNaと中日がこれから失速したとしてもカープが調子を上げていくというこもよっぽどないでしょう。
昨年同様にシーズンの終盤に調子を落とすのは何か理由があるかもしれません。
来年以降にこの点を改善しないとチームは低迷時期に入るかもしれません。
ファンとしては来年以降の躍進に期待するしかないかと思います。
コメント