ヤクルトスワローズは2024年シーズンに何とか5位となりましたが、3年前の日本一から一転暗黒期に突入したかもしれません。
2024年は勝率.446で77敗とまだ暗黒というほどでもない成績となっていました。
しかし、2025年は開幕から調子が悪くシーズン100敗するのではないかと言われています。
弱すぎるチームがシーズン中に復活する可能性があるのかも注目されています。
この記事では、2025年のヤクルトスワローズが100敗に到達する可能性があるのかについて解説します。
- 2025年シーズンの弱すぎる状況
- 100敗する可能性がある理由
- シーズン中に復活はあるか?

開幕から弱すぎるチーム状況

ヤクルトスワローズは開幕から調子が悪く5月終了時点で30敗しています。
2025年シーズンは攻守ともに精彩を欠いており、チームとして全くいいところがありません。
特に例年チームの強みとなっていた打撃面が2025年シーズンが不調で主要な成績が軒並みリーグ下位になっています。
項目 | 成績 | リーグ順位 |
---|---|---|
打率 | .221 | 5位 |
得点 | 114点 | 5位 |
本塁打 | 18本 | 最下位 |
OPS | .584 | 最下位 |
昨年もチームは5位のBクラスでしたが、「得点数」・「本塁打数」はリーグ上位となっていました。
強みであった打撃も2025年は全く奮っておらず、このままでは最下位に沈んでしまう可能性がかなりあると思われます。
主力選手である「村上選手」や「長岡選手」のケガもありしょうがない部分もありますが、調子のいい選手が1人もいないことは問題です。
- サンタナ:.276
- オスナ:.268
※他選手は規定打席未到達
なお、6/19時点では更に負けがかさんでおり、勝率「.310」で40敗しており、セリーグで断トツの最下位となっています。
100敗する可能性がある3つの理由

ヤクルトスワローズは2025年シーズンに100敗する可能性があると言われています。
6/19時点で勝率は「.310」となっており、143試合換算すると「98敗」する計算となります。
勝率が3割を切ることになれば100敗到達することになります。
スワローズが勝率3割を切り100敗する可能性が高いと言われている理由は以下の3つになります。
詳しくは以下にて解説します。
怪我人の復帰時期が未定
2024年シーズンにチームに中心として活躍していた2選手がケガの復帰時期が未定となっています。
ケガを負っている村上選手・長岡選手は2024年シーズンはどちらも143試合フルで出場し、チームを牽引していました。
しかし、2人とも2025年シーズン中の復帰見込み6月時点ではありません。
名前 | 内容 | 復帰見込み時期 |
---|---|---|
長岡秀樹 | 後十字じん帯の損傷 | 不明 |
村上宗隆 | 上半身のコンディション不良 | 不明 |
この2人がシーズン中戻って来ないとなると、チームの調子が上向かず、100敗する可能性が高くなるでしょう。
チームの調子が落ち続けている
スワローズは開幕から6月にかけて調子が落ち続けており、ポジティブな要素がありません。
3・4月には勝率は4割を超えており、チームとしてもそこまで絶望するような状況ではありませんでした。
しかし、5月は勝率.217・6月は勝率.286(6/19時点)となっており、2か月連続で3割を下回っています。
月 | 試合数 | 負け数 |
---|---|---|
3・4月 | 22試合 | 12敗 |
5月 | 24試合 | 18敗 |
6月(19日時点) | 15試合 | 10敗 |
チームとしても新しい選手の台頭や調子のいい選手が出てくるなどの上がり目が一切なく、このまま調子は落ちていくでしょう。
このまま勝率3割を下回ることになれば、100敗は間違いなく達成するでしょう。
投手陣の調子が悪すぎる
2025年シーズンもヤクルトは投手陣の成績が悪くなっておりチーム敗戦の原因となっています。
6/19時点でチーム防御率は3.70と12球団で唯一の3点台の防御率となっています。
その他の成績もリーグ内で最下位の成績を記録しており、最弱の投手陣といっても過言ではありません。
項目 | 成績 | リーグ順位 |
---|---|---|
防御率 | 3.70 | 最下位 |
失点数 | 253点 | 最下位 |
与四球 | 190個 | 最下位 |
被安打 | 537本 | 最下位 |
被本塁打 | 44本 | 最下位 |
得失点差は-96点となっており、1試合平均で考えると毎試合1.3点ほどビハインドを背負うことになります。
このような投手成績ではチームが勝率3割を上回ることはないでしょう。
シーズン中に復活はあるか?

ヤクルトスワローズがこれからシーズン終盤にかけて復活するのは難しいと思われます。
主力2人のケガやその他日本人選手は全く成績が振るっておらず、打線は外国人頼りになっています。
投手陣は前述の通り、全くいいことがなく勝ちが先行している先発も1人もいません。
高津監督も試合後にインタビューでネガティブな発言が増えており、チームの雰囲気も悪そうです。
もし復活があるとすれば、チームを引っ張れるような調子のいい選手は2~3名出てくることが必要になると思われます。
まとめ

弱すぎる2025年のヤクルトスワローズは100敗してしまうのか可能性について解説しました。
今シーズンのヤクルトは弱すぎるので、100敗してもなんの疑問もありません。
100敗することは過去の経験チームは多くはなく非常に稀なケースだと思います。
このまま最弱の投手陣に打てない打線が継続するようなことがあれば、逆に100敗を期待してしまいます。
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