ソフトバンクホークスは2024年シーズンは圧倒的な成績でリーグ優勝しました。
2025年シーズンも圧倒的な成績で優勝が予想されていましたが、チーム史上初の開幕戦から3連敗を喫し、シーズンをスタートさせました。
プロ野球ファンからは「2025年のソフトバンクホークスは弱いのでは?」と話題になりましたが、5月からチームが復調し始めています。
結局2025年シーズンも強いであろうソフトバンクホークスに嫌気を感じているプロ野球ファンも多いはずです。
この記事では、2025年のソフトバンクホークスが復調して強すぎてつまらい理由について深堀します。
- ソフトバンクホークスの開幕直後の状況
- ソフトバンクホークスが復調した理由
- ソフトバンクホークスは2025年も強すぎるのか

4月終了時点でパ・リーグ単独最下位

ソフトバンクホークスは4月終了時点(24試合)で借金6で単独の最下位となっていました。
4月終了時点で単独最下位になったのは29年ぶりとなっているようです。
近年はパリーグ内でも圧倒的にいい成績を残してきたソフトバンクが2025年シーズンのスタートの調子の悪さが分かります。
チーム総得点数はリーグ3位・チーム打率リーグ2位で打撃面にそれほど問題はありませんでした。
項目 | 成績 | リーグ内順位 |
---|---|---|
打率 | .243 | 2位 |
本塁打 | 16本 | 3位 |
得点 | 90点 | 3位 |
OPS | .642 | 3位 |
しかし、投手陣の成績は軒並み2024年から下がっており、FAで移籍した甲斐選手が抜けた穴が大きかったことがわかります。
更に開幕直後から主力の怪我人が複数発生したこともチーム不調の原因になっていました。
名前 | 怪我の内容 |
---|---|
柳田悠岐 | 右けい骨骨挫傷 |
今宮健太 | 右前腕屈筋群の筋挫傷 |
周東佑京 | 右ひ骨骨折 |
正木智也 | 左肩関節亜脱臼 |
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ソフトバンクホークスが復調した理由

開幕直後から不調だったソフトバンクホークスが復調した理由は投手陣の成績改善になります。
ソフトバンクは4月の投手陣成績が非常に悪くなっており、多くの数値でリーグ最下位となっていました。
項目 | 成績 |
---|---|
試合数 | 26試合 |
防御率 | 3.14 |
失点数 | 93点 |
特に先発陣の防御率が非常に悪く「3.14」とリーグトップだった西武と2点以上の差がありました。
しかし、復調してきた5月の投手陣の成績は大幅に改善し、月間でリーグ2位の防御率を記録しました。
項目 | 成績 |
---|---|
試合数 | 23試合 |
防御率 | 2.32 |
失点数 | 63点 |
先発陣は相変わらず3点近い防御率となっていましたが、リリーフ陣が「1.42」踏ん張り5月に8個の貯金を作りました。
投手陣復調には捕手も影響か?

投手成績を大幅に改善した5月から先発によって捕手を変える流動的な起用をしています。
2024年シーズンまでは甲斐選手が正捕手を務めており、ここ3年間は甲斐選手以外の捕手の先発出場試合数は50試合を下回っていました。
年 | 試合数 |
---|---|
2022年 | 18試合(海野:11試合/渡辺:7試合) |
2023年 | 13試合(嶺井:9試合/谷川原:4試合) |
2024年 | 41試合(海野:38試合/谷川原:3試合) |
そんな中、4月からスタメンでは海野選手が多く起用されてきました。
名前 | 試合数 |
---|---|
海野 | 18試合 |
谷川原 | 3試合 |
渡邊 | 3試合 |
嶺井 | 2試合 |
しかし、投手陣の成績は前述の通り非常に悪く、本人も打率は1割台とかなり厳しい状態でした。
5月に入ってからは先発投手に応じて捕手を変えることで出場試合数が3人に分散されました。
名前 | 試合数 | 主に組む先発 |
---|---|---|
海野 | 8試合 | 有原・モイネロ |
嶺井 | 12試合 | 上沢・大関・東浜 |
渡邊 | 3試合 | 大津・前田純 |
6月に入ってからも同じように3名の捕手で試合を回している起用方法は変わっていません。
捕手の併用が成績改善のすべての理由ではないと思われますが、チームとして意図的に変化を加えたことが分かります、
2025年もソフトバンクホークスは強い

2025年シーズンもソフトバンクホークスは強く、これから失速することはないでしょう。
開幕直後は不調となり、「弱すぎる」とネットやSNSで話題となりましたが、チームは復調し同じように負けが込むことはないでしょう。
離脱していた怪我人も徐々に帰ってきていますが、まだまだ本調子という訳ではありません。
名前 | 1軍登録日 |
---|---|
近藤 | 5/27 |
周東 | 5/20 |
今宮 | 6/1 |
今後調子を上げていけば、打撃・投手成績も6月開始時点でリーグ内でも上位になってきている成績も更に伸びるでしょう。
項目 | 成績 | リーグ内順位 |
---|---|---|
打率 | .249 | 2位 |
得点数 | 208点 | 1位 |
防御率 | 2.71 | 2位 |
失点数 | 173点 | 3位 |
交流戦もスタートダッシュを切っており、6月中に首位に浮上する可能性もあります。
まとめ

2025年のソフトバンクはなぜ今年も強いのかや、不調から復調してつまらなくなったことや強すぎ理由について解説しました。
開幕直後に主力の多くがケガで離脱をしたことはチームにとって大きな痛手だったと思います。
果若手が台頭し何とか耐えてきた中で5月後半からケガ人が復帰し、一気にチームの調子も上がってきました。
このまま、主力と若手に力が融合すれば、優勝は間違いないくらいの戦力になってしまうでしょう。
ソフトバンクが一強となってしまうのは面白くないですが、日本ハムとの激しい首位争いを期待したいと思います。

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