楽天ゴールデンイーグルスは2024年シーズンはパリーグ4位なり、3年連続でCS出場を逃すことになりました。
多くのファンから「弱すぎる!」という声も上がるようにようになっています。
2025年シーズンはオフにはFAで選手が流出するなど今年も戦力的にそれほど期待できない状況でした。
案の定、5月上旬時点では首位と5ゲーム差で5位に沈んでおりこのままではCS出場を逃してしまう可能もあります。
この記事では、2025年の楽天ゴールデンイーグルスが弱い理由やそれはなぜなのかについて解説します。
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- 楽天ゴールデンイーグルスの開幕前の状況
- 楽天ゴールデンイーグルスが2025年弱い理由
- 2025年シーズンはCS出場できるか?
補強はドラフトで逸材を獲得のみ

楽天ゴールデンイーグルスは2025年シーズンに向けての補強はドラフトのみになっています。
ドラフトでは5球団競合の「宗山塁」選手を獲得することができ、開幕から起用しています。
スタメン回数 | 打席数 | 打率 | 本塁打 | 打点 |
---|---|---|---|---|
31試合 | 134打席 | .262 | 2本 | 10打点 |
安定した成績を残しており、ドラフトの補強は大成功だったといっても過言ではないでしょう。
しかし、他の打撃陣は特筆するような成績を残すことができておらず、チーム打率も「.238」とリーグ4位になっています。(5/12時点)
投手陣ではここ数年で指名してきた若手の生抜き選手が先発としてローテーションを回っています。
名前 | 先発数 | イニング | 防御率 | 勝ち星 |
---|---|---|---|---|
古謝樹 | 6試合 | 33.2回 | 4.28 | 2勝 |
早川隆久 | 6試合 | 38.1回 | 2.11 | 1勝 |
勝ち星はついていませんが、開幕からしっかりチームを支える活躍をしています。
しかし、投手陣全体の成績は非常に悪くチーム防御率は「3.42」でリーグ最下位となってしまっています。(5/12時点)
3年連続でCS出場を逃している中で、若手の活躍は見られますがこのまま調子だとシーズン前の期待値通りの結果になってしまうかもしれません。
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楽天ゴールデンイーグルスが2025年弱い理由

戦力的には大きな変化がなかった楽天ゴールデンイーグルスが2025年も弱い理由は3つあります。
3つとも調子の問題ではありますが、このままシーズンを過ごしてしまうとリーグ下位になることは間違いないでしょう。
- 得点力不足
- 先発陣の不安定さ
- 主力選手の不調
詳しくは以下にて解説します。
得点力不足

2025年シーズンの楽天は開幕から得点力不足に苦しんでいます。
4月時点の得点数は70得点となっており、最下位の千葉ロッテと3点差のリーグ内5位となっていました。
しかし、失点数は86失点となっており、得失点差が「-16点」となっており、リーグ内で最も大きいマイナスとなっていました。
5/12時点でも得点圏打率が「.213」と圧倒的に低い数字となっています。
このまま得点力不足でシーズンを終えると、CS出場を逃すことになるでしょう。
先発陣の不安定さ

2025年シーズンの楽天は開幕から先発陣が試合を作ることができていません。
5月12日時点で楽天投手陣のQS率は「38.2%」となっており、リーグ内で最下位となっています。
QS率のリーグ平均が「53.9%」となっているので、いかに楽天の先発陣が長いイニングを投げていないかがわかります。
先発陣だけの防御率も「3.78」と非常に高くなってしまっており、リーグ平均の防御率と1点以上の差があります。
シーズン通して先発陣の調子が上がってこないようならば、CS出場を逃してしまうことになるでしょう。
主力選手の不調

2025年シーズンの楽天は開幕から昨シーズンまでチームを支えてきた主力選手が活躍できていません。
昨シーズンのチーム内打率トップだった辰巳選手は開幕からの不調で2軍調整をすることになりました。
試合数 | 打席数 | 打率 | 本塁打 | 打点 |
---|---|---|---|---|
21試合 | 77打席 | .206 | 0本 | 1打点 |
更に打点・打率トップだった浅村選手も開幕から不調で得点圏打率は「.188」とかなり低い数字になっています。
試合数 | 打席数 | 打率 | 本塁打 | 打点 |
---|---|---|---|---|
34試合 | 140打席 | .240 | 4本 | 15打点 |
昨年もチームとして高い打撃成績を残せていない中、打線を引っ張ってした2人が活躍できていないのはチームにかなり痛手となっています。
2人の不調をカバーできるような選手の台頭もないので、このままシーズンが進むことになればCS出場はかなり厳しいでしょう。
2025年はCS出場は難しいか?

楽天ゴールデンイーグルスは2025年のCS出場は現状のままだとかなり厳しいと思われます。
前述の通り、現状は打線と先発陣の調子が悪くチームの勝ちパターンがありません。
昨年も打率・得点数共にリーグ下位の成績だったにも関わらず、主力選手が複数人不調というのはかなり厳しい状況です。
若手選手の台頭もありますが、規定打席に乗っている選手の中で打率トップなのが1年目の宗山選手というのは選手層の薄さを感じます。
投打ともに改善したとしても、そのまで上がり目のない楽天ゴールデンイーグルスが上位に食い込むのは難しいかもしれません。
まとめ

【2025年】楽天ゴールデンイーグルスが弱い理由は何なのか解説しました。
楽天は戦力補強が2025年に向けてなかったので、正直かなり厳しい状況だと思います。
主力選手も高年齢化してしまっているため、長期的に見ても上がり目があまりないでしょう。
若手投手がどれだけ頑張れるかが上位浮上のカギになると思われます。
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