【2025年】西武ライオンズは今年なぜ強い?調子がいい3つの理由優勝の可能性もある?

野球

西武ライオンズは2024年に圧倒的に悪い成績でリーグ最下位に沈んでしまいました。

しかし、2025年シーズンは前評判は低くなっていましたが、オープン戦では結果を残し開幕からスタートダッシュもできています。

調子がいい西武ライオンズはなぜここまで強くなったのか気になる人も多いはずです。

この記事では、2025年の西武ライオンズはなぜ強いのかや優勝できるかについて解説します。

この記事で分かる事
  • 西武ライオンズの開幕後の状況
  • 西武ライオンズはなぜ強くなったのか?
  • 2025年シーズンに優勝できるか

2025年シーズンは開幕から絶好調

西武ライオンズは2025年は調子が非常に良く開幕からスタートダッシュができています。

オープン戦では12球団全体で2位となっており、打撃・守備面ともに非常にいい成績を残していました。

オープン戦成績
試合数打率得点防御率失点
14試合.26853点1.9629点

オープン戦の勢いをそのままに4月末時点で西武ライオンズは5位となっていますが首位との「ゲーム差は2」となっています。

昨シーズンと比べると4月時点で勝利数をしっかり伸ばすことができています。

4月末の勝ち数
勝ち数最終順位
2025年11勝
2024年8勝最下位
2023年13勝5位

2025年は特に投手陣の調子が良く4月末時点では防御率がリーグ1位となっています。

チーム防御率(4月末時点)
チーム防御率
西武2.51
ロッテ2.60
オリックス2.77
日本ハム2.84
楽天2.98
ソフトバンク3.12

安定した投手陣がいることでしっかりと勝ち数を伸ばすことができています。

4月末時点ではまだ勝ち越すことはできていませんが、昨年と比べるとチームが強くなっているといっても過言ではないでしょう。

西武ラインズが強くなった3つの理由

昨年圧倒的な最下位だった西武ライオンズが2025年強くなった理由は3つあります。

ライオンズが強くなった理由
  • 先発投手の安定
  • 改善している打撃
  • 補強した選手の活躍

詳しくは以下にて解説します

先発投手の安定

2025年の西武ライオンズの投手陣は安定しており、QS率も非常に高くなっています。

前述のとおり、チーム防御率が「2.51」(4月末時点)でリーグトップとなっており、守り勝つ野球を展開しています。

特に先発投手陣の調子は非常に良くQS率が「65.2%」とリーグ内でもずば抜けて高い数値になっています。

QS率(4月末時点)
チーム防御率
西武65.2%
オリックス60.0%
日本ハム54.2%
ソフトバンク54.2%
楽天50.0%
ロッテ45.5%

特に今井選手と隅田選手はリーグ内でも上位の成績を残しています。

2名の成績(4月末時点)
名前試合数防御率QS率
今井達也5試合0.58100%
隅田知一郎4試合0.69100%

先発がしっかりと試合を作ることでチームの勝利のほとんどで先発投手に勝ち星がついています。

その結果、中継ぎ投手が連投も最大で1試合しかなく、安定した成績を残すことができています。

この先発陣の調子の良さが継続できれば、優勝争いに加わることもできるはずです。

改善している打撃

西武ライオンズは昨シーズン壊滅的な打撃成績となっていましたが、2025年シーズンは多くの打撃指標で改善が進んでいます。

西武ライオンズの2024年の打撃指標はほとんどがリーグ最下位となっており、全く打てないチームとなっていました。

2024年打撃成績
  • 打率:.212(リーグ6位)
  • 得点数:350点(リーグ6位)
  • 本塁打数:60本(リーグ6位)
  • 四球数:349個(リーグ6位)
  • 得点圏打率:.221(リーグ6位)

しかし、2025年は4月末時点ではありますが打撃成績は改善しつつあります。

4月末打撃成績
  • 打率:.235(リーグ4位)
  • 得点数:58点(リーグ6位)
  • 本塁打数:7本(リーグ6位)
  • 四球数:50個(リーグ6位)
  • 得点圏打率:.253(リーグ3位)

得点数こそリーグ最下位ではありますが、ヒットは出ており効率よく得点を挙げられています。

2024年は活躍ができていなかった選手も今シーズンは開幕から結果を残すことができています。

改善した選手
名前24年打率(終了時点)25年打率(4月末時点)
中村剛也.191.333
外崎修汰.227.275

チームのスタイルとしては「大量得点こそはないが効率よく点数を積み重ねる」という野球になっています。

昨年のように全く打てていないという訳ではないので、シーズンを通して調子を上げることができれば、優勝に近づく可能性はあります。

補強した選手の活躍

西武ライオンズは2025年シーズンに向けて補強した選手がしっかりと活躍することができています。

打者ではドラフト1位で獲得した「渡部聖弥」選手が大活躍しており、4割越えの打率を残しチームの中心打者となっています。

更に外国人補強も久々にあたっており「ネビン」選手はチームトップの打点を挙げています。

補強選手の成績(4月末時点)
名前打席数打率本塁打打点
渡部聖弥57打席.4530本6打点
ネビン101打席.2531本9打点

既存戦力の調子も良く、2024年の課題であった打撃陣に新戦力が加わったことでチームの勝利につながっています。

オリックスから移籍してきたセデーニョ選手の調子も上がってきたら更に打撃陣の改善につながるでしょう。

2025年リーグ優勝はできそうか?

西武ライオンズは2025年シーズンにリーグ優勝をすることは十分可能だと思われます。

前述の通り、投手陣はリーグ内でもトップの成績を残しており、負けている試合でも大きく点差を離されて負けていません。

打撃陣の調子がこれから上がっていけば、勝ち数はおのずと増えていく可能性が高いでしょう。

けが人を出さずにシーズンを通して投手陣が今の調子を維持できるかがポイントになるでしょう。

まとめ

2025年の西武ライオンズは今年なぜ強いのか、調子がいい3つの理由や優勝の可能性について解説しました。

今年のライオンズは昨年と同じく打撃陣が課題となっています。

しかし、昨年と比べるとまだまだ期待ができる状態となっているので、これから調子があがっていけば上位に入ることは十分可能です。

投手陣が大きく崩れることはないでしょうし、まだ武内選手がケガで離脱しているので、伸びしろもあります。

優勝の可能性が低いかも知れませんがCS出場は十分あるのではないでしょうか。

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