【NPB移籍】ヌートバー選手が日本のプロ野球に移籍か?ソフトバンクやオリックが候補?

野球

2023年のWBCで日本代表入りしたラーズ・ヌートバー選手はそのキャラクターから人気選手となりました。

日本でのプレー経験はなく、メジャーで活躍しているヌートバー選手ですが、まだ2025年シーズンの所属先が決まっていません。

この記事では、ヌートバー選手がNPBに移籍する可能性について考察します。

この記事で分かること
  • ヌートバー選手の現状
  • NPBに移籍する可能性
  • 獲得する可能性がある球団

年棒調停で所属先が未確定

ヌートバー選手は24年に所属していたカーディナルスと年棒調停に入り、2025年シーズンの所属先が未確定の状態となっています。

年棒調停とは?
所定日までに調停申請を行なった選手側と球団側が所定期限日までに当年以降の契約合意に至らなかった場合に実施。
双方の希望年俸額を予め提示したうえで、球団側および選手側の主張を踏まえ、MLB機構と選手会が合意のうえで選定した中立的な複数の裁定人によって採決が下し、どちらか一方の主張を完全採用する。

Wiki

2024年シーズンのヌートバー選手の年棒は「76万1,000ドル(約1億9,000万円)」となっています。

2024年シーズンはケガあり、思ったような活躍はできていませんが109試合に出場しチームに貢献していました。

2024年成績
項目成績
出場試合数109試合
打率.244
打点45打点
本塁打12本
盗塁7個
OPS.758

しかし、ヌートバー選手が希望していた年棒と球団の提示金額に相違があったようで、年棒調停権を行使しています。

希望と球団の提示額
ヌートバー選手の希望額295万ドル(約4億6700万円)
球団の提示額245万ドル(約3億8800万円)

メジャーの最低年棒は2025年シーズンで「76万ドル(約1億1900万円)」となっています。

2シーズンメジャーで活躍しているヌートバー選手に取って、最低金額と大きく変わらない球団の提示は少なく感じているのでしょう。

NPBに移籍する可能性はある

ヌートバー選手がNPBに移籍してくる可能性は大いにあると思われます。

年棒面で考えるとヌートバー選手が希望している「295万ドル(約4億6700万円)」を支払える球団は多くあります。

実際2025年時点でNPBで4億を超える年棒の選手はで10人います。

4億越え選手
  • 村上 宗隆(ヤ):6億
  • 近藤 健介(ソ):5億5千万
  • 岡本 和真(巨):5億4千万
  • 坂本 勇人(巨):5億
  • 山田 哲人(ヤ):5億
  • 浅村 栄斗(楽):5億
  • 柳田 悠岐(ソ):4億7千万
  • 山川 穂高(ソ):4億5千万
  • 森 友哉(オ):4億
  • 有原 航平(ソ):4億

バリバリのメジャーリーガーを約5億で獲得できるのはNPB球団に取って非常に魅力的です。

すでに知名度もある人気選手なので、単年契約でもいいので獲得をしたいという球団は間違いなくあるはずです。

ヌートバー選手もNPB移籍を考えている?

ヌートバー選手は過去のインタビューでNPBでのプレーを将来的にしたいという発言をしています。

メジャーで出来るだけプレーしたいけど、いつか、キャリアのどこかで、日本のプロ野球でプレー出来たらいいなと思ってるよ。

女性自身

MLBでプレーを続けることが最優先かと思いますが、NPBの移籍も視野に入っていることは間違いないでしょう。

ヌートバー選手が希望する金額をNPB球団が提示できれば、移籍を検討する可能性は大いにあると思われます。

NPBからMLBに復帰する選手もいる

ヌートバー選手もNPBで成績を残せばMLBに復帰はできるはずです。

近年はNPBで活躍してMLBに戻っていく外国人選手は多くいます。

直近ではヤクルト活躍したマグガフ選手がMLBに復帰し、メジャーで活躍しています。

成績比較
項目NPB最終年(22年)MLB復帰年(23年)
登板55試合63試合
投球回53.2回70.1回
防御率2.354.73
奪三振59個80個
年棒約1.2億円約4.4億円

登板数や成績も大きく変わらない中で年棒は約4倍になっています。

ヌートバー選手もNPBでしっかり活躍することができれば、またMLBで大型の契約を獲得できることがあるかも知れません。

候補球団は金額が出せるところ

ヌートバー選手を獲得できる球団は希望金額である約5億を出せる球団になります。

前述の4億円出している球団を考えると以下の3球団が有力になると思われます。

有力球団
  • ソフトバンクホークス
  • オリックスバファローズ
  • 読売ジャイアンツ

3球団ともに資金力が豊富な球団で補強も積極的に行っているチームになります。

現在支配下で登録されている外国人選手の数は3球団ともに多くなっていますが、ヌートバー選手を獲得できるならば補強に動くでしょう。

外国人選手数
球団人数野手投手
ソフトバンク5人1人4人
オリックス5人2人3人
ジャイアンツ6人2人4人

3球団ともに外野手のレギュラーが3枠決まっている訳でもないので、チームとしてもいい補強になるはずです。

もしかすると、3球団がヌートバー選手を電撃補強するかもしれません。

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