【最新情報】2025年のジャイアンツ(巨人)は補強成功?スタメンはどうなる?

野球

ジャイアンツは2024年シーズンリーグ優勝を果たしましたが、CSで敗退してしまい日本シリーズには出場できませんでした。

2025年シーズンに日本一になるべくジャイアンツが行った大型補強は成功だったのでしょうか。

この記事ではジャイアンツが2025年に向けて行った補強が成功だったのかや2025年スタメンのについて詳しく解説します。

この記事で分かる事
  • ジャイアンツの2025年に向けた課題
  • ジャイアンツの補強は成功だったのか
  • 2025年のスタメンはどうなるのか?

ジャイアンツの2025年に向けた2つの課題

ジャイアンツは2025年に向けて大きな2つの課題があります。

2つの改題
  • キャッチャーが固定できなかった
  • 生抜きの若手野手が少ない

詳しくは以下にて解説していきます。

キャッチャーが固定できなかった

24年シーズンは3人の捕手を併用しシーズンを乗り切りました。

24年成績
  • #22 小林 誠司
    42試合 打率:.152 1本 8打点
    先発試合:36試合
  • #24 大城 卓三
    96試合 打率:.254 3本 27打点
    先発試合:34試合
  • #27 岸田 行倫
    88試合 打率:.242 4本 26打点
    先発試合:72試合

3人に打撃面や守備面で優劣がありますが岸田選手が最も捕手で先発出場をしています。

捕手を併用している影響かもしれませんが、ジャイアンツはセ・リーグで捕逸数が最多となっています。

24年捕逸数
  • 巨人:11個
  • 東京:7個
  • 広島:5個
  • 横浜:4個
    中日:4個
  • 阪神:0個

捕逸数は唯一の2桁となっており、捕手の守備力に問題を抱えていると言えるでしょう、

日本一に向けて1年通して固定できる守備力の高い捕手が必要だという思惑はあったでしょう。

生抜きの若手野手が少ない

ジャイアンツは生抜きで100試合以上出場している選手は4名しかいません。

100試合以上の出場選手
  • #2 吉川 尚輝:143試合
  • #5 門脇 誠:129試合
  • #6 坂本 勇人:109試合
  • #25 岡本 和真:143試合

20代で絞ると2025年シーズンには吉川選手と門脇選手の2名しかおらず、チーム内で若手を台頭させることができていません。

2024年のドラフトでも3名の内野手を獲得しており、近年上位で野手の指名が多くなっています。

近年のドラフト
  • 2024年:1位 石塚選手/2位 浦田選手/3位 荒巻選手
  • 2023年:3位 佐々木選手/4位 泉口選手
  • 2022年:1位 浅野選手/2位 萩尾選手

長期的な視点で長く強いチームを作るために若手選手を積極的に起用していくことが必要になるでしょう。

2025年に向けて大補強を行った

2025年に向けての戦力としてジャイアンツは以下のような選手を支配下で補強しています。

25年向けての補強
  • 甲斐 拓也(捕手):FA(権利行使)
  • 田中 将大(投手):FA(自由契約)
  • マルティネス(投手):FA(自由契約)
  • キャベッジ(内野):新外国人
  • 田中 瑛斗(投手):現役ドラフト
  • 浦田 俊輔(内野):ドラフト※2位
  • 荒巻 悠(内野):ドラフト※3位

詳しくは以下にて解説します。

課題の捕手をFAで補強

24年の課題であった捕手の補強として、ソフトバンクの正捕手である甲斐選手を獲得しました。

甲斐選手はソフトバンクの正捕手としてここ3シーズンでも安定した成績を残しています。

3年成績
  • 2024年:119試合 .256 捕逸4
  • 2023年:139試合 .202 捕逸1
  • 2022年:130試合 .180 捕逸3

捕手として3年連続で100試合以上先発出場しており、捕逸数もかなり少なくなっています。

打撃成績はジャイアンツの捕手陣のほうが良い面もありますが、守備の安定感は甲斐選手が勝っているでしょう。

多くのファンから3人も捕手がいる中で不必要という声もありますが、優勝経験豊富な捕手の獲得は大きな戦力補強になっていると思われます。

ドラフトと外国人で内野手を獲得

ジャイアンツは24年シーズンに内野手を固定できていましたが、追加で内野手を複数補強しました。

スタメン回数
  • 1B:岡本選手-100試合
  • 2B:吉川選手-143試合
  • 3B:坂本選手-99試合
  • SS:門脇選手-95試合

4つのポジションで100試合前後スタメン出場している選手がいる状況となっています。

しかし、岡本選手が外野手転向するといういうニュースも出ていまし、坂本選手は年齢的に100試合以上スタメンは難しいでしょう。

空いたポジションをドラフトで獲得した選手や新外国人で争うことになると思われます。

上手く空いたポジションに若手選手がはまれば、課題である生抜き選手の少なさも解消されるかもしれません。

賛否はあるがいい補強ができている?

ジャイアンツの2025年に向けての補強は課題克服という点で見ると成功していると言えると思われます。

前述の通り、2024年の2つの課題に向けての補強はできていると思われます。

投手の獲得はほとんどありませんが、投手成績の多くでリーグ1位の成績を残しているので問題ないと思われます。

24年投手成績
  • 防御率:2.49(リーグ1位)
  • 四球数:352個(リーグ2位)
  • QS率:59.4%(リーグ3位)
  • 被打率:.226(リーグ1位)

しかし、チームでもっともよい成績を残していた菅野選手抜けた穴は大きいでしょう。

オフにFAで補強した田中選手で穴を埋められるかは不安があります。

2025年のスタメンは予想

補強した選手も含めて2025年のスタメンは以下のようなオーダーになると思われます。

予想スタメン
  • C:甲斐選手
  • 1B:キャベッジ選手 or 大城選手
  • 2B:吉川選手
  • 3B:坂本選手 or 若手野手
  • SS:門脇選手
  • LF:岡本選手
  • CF:ヘルナンデス選手
  • RF:丸選手 or 若手野手

岡本選手が外野にコンバートする前提となりますが、多くのポジションは24年に実績がある選手が出場すると思われます。

ベテランである坂本選手や丸選手と若手選手を併用していくことは間違いないと思われます。

新外国人であるキャベッジ選手と大城選手の調子の良い方が1Bを守ることになるでしょう。

まとめ

この記事で分かること
  • 24年の課題は捕手と若手選手の出場数
  • 25年に向けて積極的に補強を行った
  • 課題解消のために実績のある甲斐選手を獲得
  • 内野で若手野手を起用する見込み
  • 補強は成功だが菅野選手の穴が心配
  • スタメンは24年とは大きく変わらない

2025年のジャイアンツ(巨人)は補強成功したのかやスタメンはどうなるのかについてまとめました。

2025年もジャイアンツがリーグ優勝しそうな戦力だと思います。

主力選手のケガがなければ大きくスタメンは変わることはないでしょう。

岡本選手が外野を守れず1Bに戻ってしまうと構想が崩れてしまう可能性があります。

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