【引退か?】ダヤン・ビシエドはこのまま引退か?巨人やソフトバンクも可能性は?

野球

中日ドラゴンズから自由契約となったダヤン・ビシエド選手は12月末現在でまだ所属先が決まっていません。

日本人枠となっている実績豊富な外国人選手であるビシエド選手ですが、このまま引退する可能性もあります。

この記事ではビシエド選手が2024年オフで引退する可能性や獲得する球団について考察していきます。

この記事で分かること
  • ビシエド選手が引退する可能性
  • 獲得球団が現れない理由
  • 獲得する可能性のある球団

ビシエド選手はこのまま引退する可能性が高い

自由契約となっているビシエド選手ですがこのまま獲得球団が現れず引退となってしまう可能性が高いと思われます。

ビシエド選手は2024年シーズンから日本人枠扱いとなり、獲得する球団がすぐにでも現れると思われていました。

しかし、12月末時点で獲得球団は現れず、ビシエド選手を調査しているという報道すら出ていません。

過去にも日本人枠となった実績のある外国人選手が自由契約となり獲得球団が現れず引退した例はあります。

過去の事例
  • バレンティン:2021年 ソフトバンクから自由契約
  • ローズ:2009年 オリックスから自由契約

既に多くの球団が選手枠も埋まってきてしまっており、このままビシエド選手も引退となってしまう可能性は高いでしょう。

獲得球団が現れない理由は金額面

ビシエド選手を獲得する球団が出てこない理由は金額面が大きいと思われます。

例に出したバレンティン選手やローズ選手の獲得球団が現れなかった理由は金額面で交渉が進まなかったことが理由になっています。

ビシエド選手は2024年の年棒は「3億5000万円」となっており、かなりの金額を貰っていました。

ビシエド選手が来季も同等の金額を希望している場合、多くのチームは二の足を踏むことになるでしょう。

成績が下降傾向

ビシエド選手は2025年で36歳となり、ここ数シーズンは成績も下降傾向となってきています。

直近3年の成績
  • 2021年
    130試合 .275 17本 70打点 56三振
  • 2022年
    129試合 .294 14本 63打点 59三振
  • 2023年
    91試合 .244 6本 23打点 41三振
  • 2024年
    15試合 .209 1本 2打点 3三振

ビシエド選手に求められる本塁打の数も減っており、打率も2割後半を切っています。

守備位置も打撃成績が求められるファーストしか守れないため、打てないならば必要な選手ではありません。

このまま下降線をたどっていくベテラン選手を獲得するくらいならば、若い外国人選手を獲得するという方針になるのでしょう。

可能性のある球団は資金力のある球団

ビシエド選手を獲得する球団は間違いなく資金力に余裕がある球団になると思われます。

ビシエド選手は成績は下降傾向ではありますが、日本人枠で登録できる貴重な外国人選手ではあります。

代打やバックアップ選手として起用すれば、高額な年棒に見合わないかも知れませんがある程度の成績を残すでしょう。

シーズンの保険としてビシエド選手を獲得おけるくらい資金力がある球団は以下の2チームになるでしょう。

候補球団
  • 巨人
  • ソフトバンク

2チームの選手状況について以下にて解説します。

巨人は右の代打の層が薄い

ジャイアンツは2024年シーズンは代打打率が「.218」とかなり低くなっています。

右の代打として主に起用されてきた選手は主に2人います。

右の代打
  • 長野久義:37打席9安打 .273
  • オコエ瑠偉:20打席5安打 .278

2名よりも通算成績で高いビシエド選手を右の代打の切り札として獲得するのはあり得るでしょう。

ソフトバンクも右の代打不足

ソフトバンクも2024年シーズンは代打打率が「.175」とかなり低くなっています。

代打として20打席以上だっている選手は2名しかおらずどちらも左打者となります。

代打20打席以上
  • 中村晃:70打席12安打 .203
  • 川瀬晃:20打席1安打 .059

代打成績も悪く、右打者で代打として起用できる選手がいないソフトバンクが獲得する可能性は大いにあります。

まとめ

ダヤン・ビシエド選手がこのまま引退となるのかや獲得球団が現れるのかについて解説しましたが、ビシエド選手には引退して欲しくない気持ちがあります。

多くの打席を与えられれば、まだまだビシエド選手は活躍できる可能性があると思うので、何とか所属先が決まって欲しいです。

金額面がネックとなるのは間違いないでしょうから、そこをどう折り合いをつけていくのかに注目したいです。

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