【活躍できる?】マルティネス獲得により大勢は先発に転向!配置転換は成功するか?

野球

ジャイアンツはドラゴンズから自由契約となっているライデル・マルティネスを獲得することが決定的と言われています。

マルティネスを獲得した場合、守護神の大勢選手が先発にまわるのでは?と噂されています。

この記事では、大勢選手が先発に配置転換された場合に活躍できるかについて詳しく解説します。

この記事で分かる事
  • 大勢選手は先発で活躍できるのか?
  • 大勢選手は先発に転向するのか?

巨人はマルティネス選手を獲得する見込み

https://npb.jp/bis/players/23925134.html

ジャイアンツはドラゴンズを自由契約になっているマルティネス選手を獲得すると言われています。

マルティネス選手は2024年に最多セーブを受賞するなど、抑えの投手として圧倒的な成績をここ数年残しています。

近年の成績
  • 2022年:56試合/55.2イニング 39セーブ 防御率:0.97
  • 2023年:48試合/46.2イニング 32セーブ 防御率:0.39
  • 2024年:50試合/58イニング 43セーブ 防御率:1.09

マルティネス選手の出身地でもあるキューバのメディアでも、ジャイアンツへの移籍が有力という記事が出ています。

ポストの和訳
キューバのライデル・マルティネスが日本の野球の歴史的チームとの契約を結ぶ寸前です。

ジャイアンツの現守護神の大勢選手はどうなる?

https://npb.jp/bis/players/63965134.html

ジャイアンツの現守護神は大勢選手となっており、今シーズンも素晴らしい成績を残しています。

2024年成績

43試合/41イニング 29セーブ 防御率:0.88

大勢選手は入団からずっとチームの抑えを任されており、もしライデル選手がジャイアンツに入団した場合にどのような起用法になるのか注目されています。

通算登板数
  • 2024年:先発0試合/リリーフ43試合
  • 2023年:先発0試合/リリーフ27試合
  • 2022年:先発0試合/リリーフ57試合

プロ入り前の大学時代もリリーフのでの登板が基本となっていたようです。

もし大勢選手が先発に回ることになったら、今のような成績を残し先発として活躍はできるのか気になるところです。

大勢選手は先発でも活躍できる?

大勢選手は先発に転向したとしても高いレベルの成績を残すことは可能だと思われます。

活躍すると思われる理由は以下になります。

活躍できる理由

リリーフから先発転向の前例は多くある

リリーフから先発に転向し活躍した前例は過去にもあります。

過去の事例
  • 山本由伸
    リリーフ最終年:54試合/32H 2.89
    先発初年:20試合/8勝 1.95
  • 平良海馬
    リリーフ最終年:61試合/34H 1.56
    先発初年:23試合/11勝 2.40
  • モイネロ
    リリーフ最終年:27試合/3勝15H 0.98
    先発初年:25試合/11勝 1.88

3人ともリリーフで圧倒的な成績を残した後に先発へ転向をしています。

リリーフを続けていたとしてもプロ野球界に歴史に名を刻むような選手である3名ですが先発でも圧倒的な成績を残しています。

大勢選手も先発に転向した場合、上記の選手のように上手く活躍することは可能だと思います。

大勢選手は先発に転向の可能性は低い

大勢選手は先発での活躍も可能だと思われますが先発へ転向する可能性は低いと思われます。

先発転向の可能性が低いと思われる理由は以下の通りになります。

可能性が低い理由
  • リリーフ適性が高い
  • 先発の枚数が揃っている

詳しくは以下にて解説します。

リリーフ適性が高い

大勢選手はリリーフに必要となる「平均球速」や「奪三振率」が非常に高くなっています。

大勢選手は前述の通り、プロ入りしてから今までリリーフでの登板のみとなっており、リリーフとして実績を積んでいます。

リリーフとして重要である三振を取れる能力の目安となる指標がリーグ平均を大きく上回っています。

リリーフに必要な指標
  • 平均球速
    リーグ平均:146.7キロ
    大勢選手:155.4キロ
  • 奪三振率
    リーグ平均:7.01
    大勢選手:11.85

それは大勢選手に適性があるということであり、リーグの中でもトップクラスのリリーフ適性度があるということが分かります。

適性が高く既にリリーフで実績を残している大勢選手を先発にすることはないでしょう。

先発の枚数が揃っている

ジャイアンツは来シーズンも先発の枚数がある程度そろっており、リリーフ陣を薄くしてまで大勢選手を先発にまわす必要はありません。

ジャイアンツは2024年シーズンは10試合以上先発として登板している投手が5人います。

先発投手陣
  • 菅野智之:24先発 12勝2敗 QS率75%
  • 山﨑伊織:24先発 8勝2敗 QS率66.7%
  • 戸郷翔征:26先発 11勝5敗 QS率80.8%
  • グリフィン:20先発 6勝1敗 QS率65%
  • 井上温大:15先発 6勝0敗 QS率46.7%

勝ち頭の菅野選手はメジャーに移籍していしまう可能性は高くなっていますが、活躍は期待できる若手も数名します。

に2023年には10先発以上している横川選手や赤星選手には来シーズンに改めて先発としてチャンスを与えられると思われます。

ローテーションを回せる人数が揃っている中で、大勢選手を先発に無理にまわすことはしないでしょう。

まとめ

大勢選手が先発へ転向する可能性はあるのかについて詳しく書きましたが、正直先発転向はないと思われます。

既にジャイアンツはリリーフ陣が非常に安定しているチームではありますが、マルティネス選手を加えることでより盤石になります。

どちらが守護神を務めるか分かりませんが2人に8~9回を任せることができれば、7回で試合が終わるのと同義になります。

先発の枚数も揃っているので、大勢選手は2025年シーズンもリリーフのままで

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