【いらない?】西武ライオンズにセデーニョは必要なのか?どうしても補強したい3つの理由

野球

2024年にオリックスバファローズで活躍したセデーニョ選手が自由契約となりました。

今シーズン最下位となった西武ライオンズがセデーニョ選手の獲得を狙っているという報道が出ています。

この記事では西武ライオンズにセデーニョ選手が必要なのかや獲得すべき理由について解説します。

この記事で分かる事
  • ライオンズにセデーニョ選手は必要なのか?
  • ライオンズがセデーニョ選手を獲得すべき理由

セデーニョ選手は長打が魅力な外国人

https://npb.jp/bis/players/13915157.html

セデーニョ選手は長打力が魅力の選手となっています。

今シーズンは29試合で4番を務め15本の本塁打を放つなど結果を残しました。

2024年成績

98試合 334打席 79安打(打率:.260)
15本塁打 37打点 OPS:.758

スタメンでは83試合の出場となっており、守備はファーストでのみ出場しています。

出場試合数
  • ファースト:42試合
  • 指名打者:41試合
  • 代打:15試合

成績だけでみると「典型的な長打力のある助っ人外国人選手」ということが分かります。

守備もそこまで上手い訳ではなく、基本的には指名打者での起用が多くせざる得ません。

セデーニョ選手は「長打力が不足しているチーム」や「活躍が見込める外国人が欲しいチーム」にとっては獲得を検討してもいい選手となります。

ライオンズはセデーニョ選手が必要!

ライオンスはセデーニョ選手が必要なチームの1つだと思われます。

2024年シーズンの打撃陣はほとんどの指標でリーグ平均を下回る成績を残しています。

2024年チーム成績

(ライオンズ)打率.211 得点348 安打961 本塁打59本
(リーグ平均)打率.241 得点474 安打1123 本塁打83本

2024年に圧倒的な最下位となり、来シーズンに向けて大きな補強をすると思われていた西武ライオンズはFA補強しないと発表しています。

外国人で打線のテコ入れしないと、このままの戦力だと来年以降も最下位になる恐れがあります。

外国人選手の補強は失敗続き

近年西武ライオンズは外国人選手があまり活躍できておらず、複数シーズン在籍した選手がほとんどいません。

過去4年の外国人選手
  • 21年
    マット・ダーモディ 退団
  • 22年
    バーチ・スミス 退団
    ボー・タカハシ 残留
    ディートリック・エンス 退団
    ブライアン・オグレディ 退団
    ジャンセン・ウィティ 退団
  • 23年
    ヘスス・ティノコ 退団
    デビッド・マキノン 退団
    マーク・ペイトン 退団
  • 24年
    アルバート・アブレイユ 退団
    ジェフリー・ヤン 退団
    ヘスス・アギラー 退団
    フランチー・コルデロ 退団

自前で獲得してきた外国人選手はことごとく活躍していません。

他球団から既に実績があり活躍が見込めそうな外国人選手を補強するのが、ライオンズにとって現実的なのかもしれません。

セデーニョ選手がライオンズに必要3つの理由

チームの打撃陣の改善が必要となっているライオンズにとってセデーニョ選手が必要な理由は3つあります。

獲得する理由
  • 獲得するリスクが低い
  • 守れるポジションが空いている
  • 安く獲得できる

詳しくは以下にて解説します。

獲得するリスクが低い

セデーニョ選手は日本で2シーズンプレーしており、全く活躍できないとうリスクが極めて低いと思われます。

前述に通り、ここ4年間ライオンズは外国人選手の補強が全く上手くいっておらず、日本人選手頼りになっています。

特に外国人打者は失敗が続いており、実績のあるセデーニョ選手を獲得することはリスクが小さくなります。

守れるポジションが空いている

西武ライオンズは、打撃に特化した選手を起用しやすいファーストや指名打者を固定できていません。

どちらのポジションで起用できるセデーニョ選手の補強することで、どちらかを固定することができます。

スタメン試合数
  • ファースト
    野村大樹:40試合 .225
    山村崇嘉:24試合 .219
    アギラー:24試合 .204
  • 指名打者
    中村剛也:42試合 .191
    栗山巧 :21試合 .226
    佐藤龍世:20試合 .244

今シーズン出場していた選手よりもセデーニョ選手は高い成績を残しています。

ある程度の成績を期待できるセデーョ選手をどちらかに固定することで、打撃陣の改善が見込めるでしょう。

安く獲得できる

セデーニョ選手はオリックスを戦力外になっており、活躍が見込めそうな割には安い年棒で獲得できるはずです。

年棒推移
  • 2023年:4000万円
  • 2024年:1億3000万円

ライオンズは今シーズンFA補強をしないと宣言しており、補強にお金を使わない方針があるのかも知れません。

FAで選手を補強しないということは、補強資金があまり出せないという背景があるかもしれません。

海外から新しい外国人を獲得するのにもかなりの金額がかかるので、国内で活躍を見込める選手を取るのは合理的です。

まとめ

西武ライオンズにセデーニョは必要かという点やどうしても補強したいと思われる3つの理由について解説しました。

セデーニョ選手はDHで1年使えば20本前後のホームランは打てそうですし、戦力に間違いなくなると思います。

問題は金額面かと思いますが、ライオンズはFA補強もしないので外国人くらいはお金をかけて補強して欲しい所です。

来年打線が強化され最下位から脱出できるか楽しみです。

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