圧倒的な強さでパリーグを制覇し、CSも無敗で日本シリーズに進出したソフトバンクホークスですが、日本一になることはできませんでした。
巨大戦力のソフトバンクホークスを指揮しながら、日本一になれなかった小久保監督がSNSで無能と言われています。
この記事では本当に小久保監督は無能なのか解説します。
2連勝から4連敗し日本一を逃した
ソフトバンクホークスは日本シリーズで2連勝した後4連敗し、日本一を逃してしまいました。
更に3戦目の2回から6戦目の4回まで得点すら奪うことができず、シーズンの様な圧倒的な戦力で圧倒するような勝ち方ができませんでした。
厳しい戦いとなった日本シリーズですが、小久保監督の采配について、多くのファンから批判の声が上がっています。
批判されている日本シリーズでの采配については以下のような場面が挙げられます。
- シーズンは先発のみのシュチュワート投手をビハインドの場面で登板
→ピンチを作り押し出し等で5失点 - ルーキーの岩井投手を第6戦のこれ以上失点できない場面で登板
→押し出しやタイムリーで勝負が決まってしまう - 第4戦でヒット1本の笹川選手を5戦目に1番で起用
→2三振含む３タコ - 出塁率が高い近藤選手を5番で起用し続ける
→チャンスが回ってくることなく結局1打点
1戦1戦が大事な日本シリーズですが、小久保監督は何故かシーズン通りの戦い方をしませんでした。
多くのファンが考える最適な采配と違うことをし、勝てばよかったのですが負けてしまいました。
この日本シリーズの采配もあり、今SNSでは小久保監督が無能だと大きな話題になっています。
小久保監督が無能と言われる3つの理由
SNSで小久保監督が無能と言われている理由は３つあります。
- 短期決戦の采配が悪い
- 試合後の発言が悪い
- 野球以外のスキャンダルがある
詳しくは以下にて解説していきます。
短期決戦の采配が悪い
上記での記載の通り、今回の日本シリーズの采配が非常に悪く「短期決戦に弱い監督」として無能と言われています。
小久保監督は今回の日本シリーズでファンが納得しない采配を続けており、結果として日本一を逃す結果となってしまいました。
前回ソフトバンクホークスが日本一になった時の監督である工藤さんと比較され、無能とSNSで多くの批判が上がっています。
批判の多くは選手起用になっており、「大事な試合での若手の積極起用」や「調子の悪い選手を使い続ける」となっています。
結果的に日本シリーズで負けてしまったからこそ批判の声が多くなっている部分もあると思いますが、ファンが納得できない采配は多く無能と言われてもしょうがないかも知れません。
試合後の発言が悪い
小久保監督は日本シリーズ中の発言や振る舞いが悪くそれを多くのファンに批判され、無能だと言われています。
特に批判が上がっているのは、4連敗後のインタビューで試合の流れについて言及した発言になります。
雨降って流れ変わるかと思ったが、うまくいかなかった。敗戦の責任は全部僕にあるんで。選手はよくやったですね。
https://www.daily.co.jp/
難しさというか、何をしたプレーというのはなかったが、それでも本拠地に帰ってから今日まで流れがこなかった。でも随所にいいところはありましたよ。
負けた原因を流れのせいにしていることにファンはガッカリし、「流れをもってくるための戦略を立てるのが監督の仕事だ」といった声が上がっています。
他にも日本シリーズ第3戦での小久保監督の失言にも批判が集まっています。
「指笛での応援」についてベイスターズの東選手から指摘があった際にベンチで笑っており、負けたにも関わらず試合後のインタビューで指笛について笑いながら発言しました。
よくわかんないですね。“口笛”って笑ってしまいました。みんな大爆笑していました。
https://jprime.jp/
負けたにも関わらず、相手チームの選手を間接的に下げるような発言をしていることに批判の声が上がりました。
ベイスターズよりも圧倒的な戦力を持ちながら、負けた原因を流れを理由にしたり試合後に失言をする監督を無能だというのは納得できます。
野球以外のスキャンダルがある
小久保監督は過去のスキャンダルが今回の負けで改めて掘り返され、無能と言われてしまっています。
過去に小久保監督はニュースや週刊誌に載るようなことを行っています。
- 脱税事件
- 女子アナウンサーとの不倫
改めて２つのスキャンダルに注目が集まり、「負けた理由を小久保監督のそもそもの人間性にあるのでは」という声も出てしまっています。
過去のことではありますが、注目を浴びる立場である人なのでスキャンダルを掘り返されるのはしょうがないかもしれまんね。
小久保監督が今シーズンで辞任することはない
小久保監督が今シーズンで辞任する可能性は極めて少ないと思われます。
そもそも監督就任時に3年契約を結んでいるため、よっぽどのことがない限り、2026年のシーズンまで監督を行うでしょう。
しかし、ソフトバンクホークスとしては日本一を狙っており、それを達成できなかったことは監督としての問題でもあります。
前任の藤本監督も日本一になれませんでしたが、22年からの2年契約を全うし、退任しています。
小久保監督も日本一を逃してはいますが、圧倒的な成績でリーグ優勝をしているので、本人の希望がない限り退任することはないでしょう。
まとめ
ソフトバンクホークスの小久保監督が無能といわれていることについて詳しく書きましたが、実際はそんなことはないかと思います。
圧倒的な成績で貯金を42個作りリーグ優勝もしていますし、若手も積極的に起用し新しい戦力も出てきました。
ソフトバンクホークスとしては、日本シリーズは負けて最後は良くなかったですが、全体的にいいシーズンを過ごせたと思います。
それも小久保監督の手腕合ってこそなので、一概に日本一になれなかったから無能というのは良くないですね。
今シーズンの反省を活かし、来シーズンに改めて日本一を目指して欲しいです。
コメント