吉田賢吾選手は2024年オフに下根来ドラフトでソフトバンクホークスから放出され日本ハムに移籍しました。
ソフトバンクホークスでは出場機会をあまり燃えませんでしたが、日本ハムでは開幕1軍を勝ち取っています。
古巣のソフトバンクからホームランを放つなど潜在能力の高さを見せています。
この記事では吉田賢吾選手がソフトバンクから現役ドラフトで放出された理由について考察します。

1軍での出場経験もあった期待の若手

吉田選手は2022年にソフトバンクホークス指名され、1年目から1軍の試合のも出場しています。
| 項目 | 内容 | 
|---|---|
| 名前 | 吉田 賢吾(よしだ )けんご) | 
| 身長/体重 | 181㎝/94㎏ | 
| 生年月日 | 2001年1月生まれ(24歳) | 
| 経歴 | 横浜商科大高→横浜商科大 | 
| ドラフト | 2022年ドラフト6位 | 
しかし、入団から2年間で結果を残すことができず、2024年オフの現役ドラフトで放出されることになりました。
| 年 | 試合(スタメン回数) | 打席 | 安打 | 
|---|---|---|---|
| 2023年 | 1試合(0回) | 1打席 | 0安打 | 
| 2024年 | 10試合(7回) | 27打席 | 5安打 | 
1軍では結果を残すことはできていませんが、2軍では「.303」の高打率を残しており、打撃は1軍に通用するレベルだったと思われます。
2024年オフに現役ドラフトで日本ハムに移籍

吉田選手は現役ドラフトで日本ハムに移籍し、2025年シーズンの開幕1軍を勝ち取っています。
オープン戦では、打率「.417」とチーム内では上位の成績を残し存在感を発揮していました。
| 項目 | 成績 | 
|---|---|
| 打席数 | 2⑤打席 | 
| 打率 | .417 | 
| 塁打数 | 13 | 
| 打点 | 2打点 | 
| 本塁打 | 0本 | 
| 盗塁 | 0個 | 
守備位置は「ファースト」・「レフト」・「キャッチャー」を守りましたが、主に代打での出場が基本となっていました。
2025年シーズンでも打撃を活かして代打や指名打者での出場が基本になると思われます。
吉田選手は守れないから放出された?

吉田選手はソフトバンクホークスからは守れない部分が評価されず放出されたと思われます。
前述の通り吉田選手は1年目から1軍で出場しており、スタメンでも7試合出場しています。
しかし、1軍では全ての試合を指名打者で出場しており、ファームではファーストを主に守っていました。
| ポジション | 試合数 | 失策数 | 守備率 | 
|---|---|---|---|
| ファースト | 63試合 | 5個 | .989 | 
| キャッチャー | 6試合 | 1個 | .962 | 
守備の負担があまりないポジションでも失策が5個となっており守備が安定していません。
ソフトバンクには他にファーストや指名打者を主とする選手が複数おり、ファームでの守備率は全員吉田選手を上回っています。
打撃面では吉田選手の方が勝っている部分もあると思いますが、スタメンでの起用のしやすさや年齢を考えると優先順位が低かったのでしょう。
まとめ

日本ハムの吉田賢吾が現役ドラフトで出されたのはなぜなのかについて解説しています。
吉田選手は1軍で早速結果を残せるくらい打撃の能力が高いということは証明できています。
ソフトバンクは選手層が厚いが故に一芸がある選手を長期的に起用できないという弱さがあるように感じます。
現役ドラフトで放出した選手が2年連続で日本ハムで活躍するようなことになれば、フロントの問題になるかもしれません。
2025年シーズンの吉田選手の活躍に期待したいと思います。
 
  
  
  
  

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