ヤンキースの4番として、アリーグの本塁打王を獲得したアーロン・ジャッジ選手は性格がいい選手として知られています。
更にネットでは「聖人」として扱われることも多くなっており、アーロン・ジャッジ選手の様々な行動もネットで取り上げられています。
この記事ではアーロン・ジャッジ選手がなぜ聖人として扱われているのか解説します。
アーロン・ジャッジ選手は人間性が素晴らしい
アーロン・ジャッジ選手は人間性が素晴らしくメディアやファン、チームメイトからも評判がすこぶるいい選手となります。
アメリカ野球界の共通認識として、アーロン・ジャッジ選手は
“A great baseball player, but an even better person” (「すごい野球選手だが、それ以上に素晴らしい人間」)
と評されているくらい素晴らしい人間性を持っています。
特に記者会見やインタビューを受ける際は、自身の話をあまりせず、とにかく周りを褒める謙虚さを持っているようです。
MLBの中でもトップ選手であり名門チームのキャプテンならば、傲慢になってもおかしくないですが、アーロン・ジャッジ選手は活躍しているときも調子の悪い時も一貫して謙虚でいます。
ワールドシリーズ目のインタビューでも大谷翔平選手をべた褒めしており、アーロン・ジャッジ選手の性格の良さが分かります。
彼は打率も残せるし、パワーも、スピードもある。50盗塁を達成した今年、彼がやったことは多く語られてきた。でも、まだ語り尽くしていない。彼は印象的なアスリートで、球界でベストの選手。このスポーツの大使だ。
https://www.nikkansports.com/
彼がダイヤモンドを駆け巡るのを見ることは、このシリーズを見る若者やすべての子供たちにとって、すばらしいモデルになるだろう。
自身も24年シーズンは58本塁打と圧倒的な成績を残しているにも関わらず、大谷選手を持ち上げる発言をするアーロン・ジャッジ選手は間違いなく素晴らしい人間性の持ち主です。
アーロン・ジャッジ選手の聖人と言われる3つエピソード
アーロン・ジャッジ選手が聖人として扱われており、行動にも注目を集めています。
聖人と言われる所以となる3つのエピソードがあります。
詳しくは以下にて解説します。
家族との関係性の良さ
アーロン・ジャッジ選手は家族との関係が非常に良好で、特に母親への感謝の言葉をインタビューで多く語っています。
アーロン・ジャッジ選手の現在の両親は産みの親ではなく、生後2日目に養子と迎えてくれた育ての親となります。
両親とは血縁関係はない特殊である関係ですが、子供のころから良好な関係で9月以降はほとんどの試合で両親が観戦にも来ています。
2022年にア・リーグのホームラン記録に並んだ試合にも、両親が観戦に訪れており、アーロン・ジャッジ選手は母親への感謝の気持ちを語っています。
母は私と一緒にすべてを経験してくれた。リトルリーグの頃から始め、私に学校に行く準備をさせ、最初の何度かの練習や試合にも一緒に来てくれて、プロでの最初の試合、メジャーデビューにも来てくれた。そして、ここにもいてくれたことは特別だ。
https://www.sponichi.co.jp/
この発言だけでも、アーロン・ジャッジ選手がいかに家族を大切にしているのかが分かります。
チャリティーへの積極参加
アーロン・ジャッジ選手は様々な社会貢献活動に参加しており、社会貢献した選手に贈られる「ロベルト・クレメンテ賞」を受賞しています。
「ロベルト・クレメンテ賞」はシーズンMVPに匹敵すると言われている名誉ある賞になります。
ロベルト・クレメンテ賞とは?
人格者で慈善活動を精力的に行っているメジャーリーグ選手に贈られる。年に1人表彰。プエルトリコ出身のメジャーリーガー、ロベルト・クレメンテの生前の社会貢献に由来する。
特にジャッジ選手は子どもたちを支援する活動を精力的に慈善活動を行っているようです。
アーロン・ジャッジ選手は「オールライズ財団」という社会貢献活動を行う団体も立ち上げており、これまで2000人以上の子供達を支援したと言われています。
野球だけでなく社会貢献活動でも多くの人を元気づけるアーロン・ジャッジ選手が聖人であることは間違いないでしょう。
チームリーダーとしての立ち振る舞い
アーロン・ジャッジ選手はヤンキースのキャプテンとして、プレー面以外でも高い評価を受けています。
アーロン・ジャッジ選手は歴代でも名選手しか任命されていない名門チームのヤンキースのキャプテンに2023年に就任しています。
前キャプテンはレジェンドのデレック・ジーターさんとなっており、そのような選手に並ぶほどの影響力がある選手ということになります。
高いキャプテンーが見れたエピソードとして、田中将大選手はヤンキースに所属していた際、練習中に打球が頭部に直撃した事故での発言があります。
打球が直撃し倒れこんでいる田中選手を撮影するメディアに対し、怒りを表しチームメイトを守りました。
みんな仕事があるのはわかるが、球場でケガをして倒れている者を撮り続け、それもズームインすることは受け入れがたい。 同僚だろうと、コーチだろうと、ファンだろうと関係ない。
https://www.tokyo-sports.co.jp/
キャプテンシーを発揮してチーム貢献し、チームメイトに対しても怒れるジャッジは聖人といっても間違いはないでしょう。
まとめ
ヤンキースに所属するアーロン・ジャッジ選手がなぜ「聖人」と言われているかについて詳しく書きましたが、アーロン・ジャッジ選手は人間的に本当に素晴らしい人物であることが分かりました。
プレー面も超一流の選手がプレー以外も高く評価される行動をしていたら人気が出ないはずがありません。
現在は大谷選手とならびMLBの顔となっており、野球人気をけん引している選手でもあると思います。
これからも怪我無くプレーもプレー以外でも多くの野球ファンを沸かせてほしいですね。
コメント