メジャーリーグではより野球を面白くしようと新しいルールが次々と追加されています。
新たに追加が検討されそうなルールとして挙がっている「ゴールデン・アットバット」が話題となっています。
この記事では「ゴールデン・アットバット」とは何か、導入にあたっての懸念点について詳しく解説します。
- 「ゴールデン・アットバット」とは何か?
- 「ゴールデン・アットバット」の懸念点
- 「ゴールデン・アットバット」に対する反応
「ゴールデン・アットバット」とは何か?

ゴールデン・アットバットとは以下のようなルールになります。
1試合に1度だけ、好きな選手を好きなタイミングで打席に立たせることができる
今までの野球の常識を覆すようなルールとなっており、もし導入されると野球が大きく変わると思われます。
例えば以下のような状況で使用がされると思われます。
終盤でチームで1番の打者を起用して、逆転が起こる試合を増やして面白くするという目的があるようです。
実際に導入されると色々な使われ方をされて面白そうではありそうですね。
導入はいつ頃されるのか

ゴールデン・アットバットはまだ検討中に段階になっています。
ルール自体は既に2024年オフのオーナー会議でも話題になっているようで、今後本格的にリーグ内で検討していくようです。
メジャーは近年でルールの変更や新ルールの導入を多くおこなっています。
ルールの変更や新ルールの導入を行う際はマイナーリーグでのお試し期間を経てから、正式にメジャーリーグで変更・導入されます。
ですので、ゴールデン・アットバットもまずはマイナーリーグで試験的に行われてから、導入が検討されていくでしょう。
「ゴールデン・アットバット」の懸念点は?

ゴールデン・アットバットが導入された際に生じる懸念点は以下のようなものがあると思われます。
- シーズン成績の価値が落ちる
- 代打の存在意義が薄くなる
- 終盤のドラマがなくなる
詳しくは以下で解説します。
シーズン成績の価値が落ちる
ルールを導入することでシーズン成績の価値が落ちる可能性があります。
毎試合1回主力打者に追加で1打席をチャンスの場面で与えることができるため、打席に立つ主力選手は全ての成績が向上することが想定されます。
特に「打点」に関しては、1試合1回必ず得点圏で打席に立てるので今までに無いような成績を残す選手も現れるでしょう。
もし大谷選手が毎試合ルールを適用した場合、シーズンで約50打点ほど増える計算ができます。
ゴールデン・アットバットを162試合使用
得点圏で162打席に立つ
2024年得点圏打率:.283
約46本の安打を放つ
全て得点圏なので「約50打点」は増える
今までに無いような成績を残してしまうと、過去のシーズン成績との整合性が取れなくなってしまいます。
代打の存在意義が薄くなる
ルールを導入することで代打の役割の意義が薄くなってしまいます。
選手交代をせずにチームで1番いいバッターを起用できるため、重要な場面はゴールデン・アットバットを使用することが想定されます。
代打はスタメンで出ている選手よりも実力が落ちますし、選手交代も発生するので、今までの起用タイミングから変わることが想定されます。
不必要になるという訳ではありませんが、「ここぞの場面で代打」という状況はなくなってしまいそうです。
終盤のドラマがなくなる
ルールを導入することで終盤で起きる大逆転のドラマが少なくなってしまう懸念があります。
ルールが導入されると終盤の大事な場面は全ての試合で同じ打者が立つことになると思われます。
そうなってしまうと、逆転打を打つ選手も固定化され、「またあいつが打ったのか」といった気持になると思います。
野球の面白さとして、下位打線にいる伏兵の逆転打というのもあると思うので、そのような場面がなくなってしまうのは面白くないと思います。
野球ファンの反応
まとめ

メジャーで導入が検討されている「ゴールデン・アットバット」について詳しく解説しましたが、個人的には導入しないで欲しいです。
好きなタイミングで選手を起用できるというのは、野球にある流れをぶった切るようなものだと思います。
両チーム使えるので不公平感はないですが、いつも同じ選手がヒーローになるというのは見ていてもつまらなさそうです。
試合の中で新しい役割が増えるというのは賛成ですが、同じ選手の役割が多くなるというのは飽きそうですね。
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