楽天の主力選手である辰己涼介は2025年中に国内FA権を取得見込みとなっています。
辰己涼介選手は2025年シーズンは成績不振で2軍落ちを経験するなど例年通りの活躍はしていません。
チームの中心でスター性のある辰己涼介選手がもし移籍するとなると、楽天にとってはかなりの痛手となるでしょう。
この記事では辰己涼介選手のFA権取得時期やランクや獲得先候補ついて詳しく解説します。
- 辰己涼介選手のFA権取得はいつか?
- 辰己涼介選手のランクは?
- FA権を行使した際の獲得先候補
FA権を7~8月ごろに取得予定

辰己涼介選手はFA権を2025年シーズンの7~8月ごろに取得すると思われます。
辰己涼介選手は大学を経て入団し1年目から1軍で活躍していおり、FA権を最短で取得することとなります。
7シーズン規定の日数(145日以上)1軍登録されている選手
辰己涼介選手は2025年シーズンは2軍落ちを経験していますが、すぐに1軍に復帰しており問題なく取得すると思われます。
年 | 1軍登録日数 | 出場試合数 |
---|---|---|
2019年 | 145日以上 | 124試合 |
2020年 | 145日以上 | 104試合 |
2021年 | 145日以上 | 130試合 |
2022年 | 145日以上 | 120試合 |
2023年 | 145日以上 | 133試合 |
2024年 | 145日以上 | 143試合 |
2025年(5/29時点) | 46日 | 34試 |
2025年シーズン中に大きなケガが無ければ問題なくFA権を取得するでしょう
辰己涼介選手はFA移籍する可能性は低い?

辰己涼介選手は25年オフにFA権を行使する可能性は低いと思われます。
辰己涼介選手は以前からメジャー挑戦の意向を持っているようで、国際大会前のインタビューでも話しています。
メジャー移籍する意気込みで、この大会に臨んでいますから。自分をアピールできたらいいなと思っていますし、悔いのないようにやりたい。
メジャーに挑戦できる海外FA権の取得には9シーズン145日以上の1軍登録が必要になります。
辰己涼介選手は2027年シーズン中に海外FA権を取得することになります。
しかし、辰己涼介選手はそこまで待てない場合は、ポスティングを利用することになります。
楽天はポスティングも認める球団ですので、国内FA権を材料に2025年シーズンにポスティングでメジャー挑戦をする可能性もあるでしょう。
辰己涼介選手は「Bランク」選手

辰己涼介選手のランクは「Bランク」の選手となっています。
FA選手のランクとは?
https://spaia.jp/column/baseball/npb/2592
移籍前に所属していた球団内の年俸の順位によって決まる。FA制度によって選手を獲得した球団は、旧所属球団へ金銭または人的補償をしなければならない。
辰己涼介選手を獲得したチームは楽天に金銭又は人的保障として選手を渡す必要があります。
ランク振り分けと補償内容
Aランク:日本人選手の上位3位
旧年俸の80%の金銭 又は
プロテクト外の選手1名+旧年俸の50%の金銭
Bランク:4位から10位までは
旧年俸の60%の金銭 又は
プロテクト外の選手1名+旧年俸の40%の金銭
Cランク:11位以下
金銭・人的補償ともになし
辰己涼介選手は推定年棒「1億3,000万円」となり、楽天の中で5位の年棒となっています。
- 浅村栄斗:5億円
- 則本昂大:3億円
- 岸孝之:2.2億円
- 鈴木大地:1.6億円
- 辰己涼介:1.3億円
タイトル獲得経験のある攻守に優れた外野手を2億弱で獲得できるのは非常に魅力的だと思われます。
辰己涼介選手の獲得候補は地元球団か?

辰己涼介選手は大学時代まで地元で野球をしており、移籍するならば地元球団になるのではと言われています。
辰己涼介選手は兵庫県出身で高校・大学と関西で野球をプレーしてきました。
項目 | 詳細 |
---|---|
出身地 | 兵庫県神戸市北区 |
経歴 | 兵庫県立社高→立命館大 |
地元愛があるかについては、特にインタビューなどでは話している訳ではありません。
高校の先輩である近本選手が阪神タイガースにいるなど、プレーしやすい環境が関西にあるのは間違いないでしょう。
まとめ

楽天ゴールデンイーグルスの辰己涼介はFA権を取得いつ取得するのかやFAのランクや獲得先について解説しています。
辰己選手は攻守に優れた選手なので、FA権を行使すれば争奪戦になることは間違いないでしょう。
年齢的にも30歳前でまだまだ活躍できるはずです。
しかし、メジャー移籍の希望も強いようなので、国内FA権は行使せずに2027シーズン終了後にメジャー挑戦を目指すかもしれません。
今オフの動きに注目が集まります。
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