阪神タイガースの近本光司選手は複数のタイトルを獲得している名実共にチームの中心選手となっています。
近本光司選手は2025年シーズン中にFAの権利を取得する見込みとなっており、シーズンオフの去就が注目されています。
阪神タイガースとしては、近本光司選手がチームにいるといないので戦力として大きな違いがあるでしょう。
他チームとしては安定して成績を残すことができる外野手を獲得したいと思っているはずです。
この記事では近本光司選手のFA移籍の可能性やランク、移籍先と噂されるチームついて詳しく解説します。
- 近本光司選手はFA権を行使するのか?
- 近本光司選手のランクは?
- 近本光司選手の移籍先として噂されるチームは?
近本光司選手は2025年オフにFA権を取得見込み

近本光司選手は2025年のオフシーズンにFA権を取得することはほぼ間違いありません。
近本光司選手は例年通りの活躍をすれば、2025年シーズン中にFA権を取得します。
7シーズン規定の日数(145日以上)1軍登録されている選手
近本光司選手は社会人でプレーした後、阪神タイガースに入団しており、2025年シーズンで7年目のシーズンを迎えます。
1年目の2019年から1軍で活躍し、最速でのFA権取得という形になります。
年 | 出場試合数 |
---|---|
2019年 | 142試合 |
2020年 | 120試合 |
2021年 | 140試合 |
2022年 | 132試合 |
2023年 | 129試合 |
2024年 | 141試合 |
2025年も開幕から1軍での出場を続けており、FA権の取得は間違いないでしょう。
阪神タイガースとしては、球団の生え抜きスターである近本光司選手をなんとしてでもチームに残したいはずです。
近本光司選手は25年オフにFA権を行使か?

近本光司選手が2025年のオフシーズンにFA権を行使する可能性があると噂されています。
近本光司選手は2024年シーズンは1年契約を結んでおり、シーズンオフに球団と交渉していました。
阪神タイガースとしてはFA権取得を控える近本光司選手と複数年契約を望んでいたようですが、結果的に2025年シーズンも1年契約となっています。
近本光司選手自身が1年の契約を希望したと自身でコメントもしています。
単年です。これからも一緒にタイガースで、という言葉はいただきました。僕も来年その(FA権を行使する)立場になるかもしれないので、そういうことも踏まえていろんな話を聞いていた。
https://www.chunichi.co.jp/article/997815
阪神タイガースとしては複数年契約を提示していたようですが、近本光司選手に断られてしまったという形になっています。
契約状況だけを見ると、近本光司選手が2025年オフにFA権を行使して移籍を考えているという可能性は否定できません。
近本光司選手選手は「Aランク」選手

近本光司選手のランクは「Aランク」の選手となっています。
FA選手のランクとは?
https://spaia.jp/column/baseball/npb/2592
移籍前に所属していた球団内の年俸の順位によって決まる。FA制度によって選手を獲得した球団は、旧所属球団へ金銭または人的補償をしなければならない。
近本光司選手を獲得したチームは日本ハムに補償選手と金銭を差し出す必要があります。
ランク振り分けと補償内容
Aランク:日本人選手の上位3位
旧年俸の80%の金銭 又は
プロテクト外の選手1名+旧年俸の50%の金銭
Bランク:4位から10位までは
旧年俸の60%の金銭 又は
プロテクト外の選手1名+旧年俸の40%の金銭
Cランク:11位以下
金銭・人的補償ともになし
近本光司選手は推定年棒「3億7,000万円」とななり、阪神タイガース内で1位の年棒となっています。
- 近本光司:3億7千万
- 大山悠輔:3億4千万
- 西勇輝:3億
- 岩崎優:2億
- 梅野隆太郎:1億6千万
2024年オフにFA権を行使しタイガースに残留した大山選手よりも年棒が高くなっています。
阪神タイガースとしては、近本光司選手を引き留めるには4億円以上の年棒を出す必要がありそうです。
近本光司選手の移籍先候補は?

近本光司選手の移籍先として噂されている特定のチームは現在ありません。
近本光司選手は生まれも育ちも関西となっており、所属してきたチームも関西のみとなります。
年代 | 所属先 | 所在地 |
---|---|---|
高校 | 社高校 | 兵庫県加東市 |
大学 | 関西学院大学 | 兵庫県西宮市 |
社会人 | 大阪ガス | 大阪府大阪市 |
今まで関西から出たことがない近本光司選手がFA権を行使して地元球団である阪神タイガースから出ることは相当なメリットがないといけないでしょう。
メリットを考えると金額や契約年数となるはずなので、資金力が豊富な球団が候補に挙がると思われます。
資金力がある球団で外野手が不足気味なチームは「巨人」と「オリックス」になります。
もしかするとどちらか2球団が積極的に獲得に動くかもしれません。
まとめ

阪神タイガースの近本光司は2025年オフにFA移籍するのかやFAのランクや移籍先候補を解説しました。
タイガースとしてはドラフト1位の生え抜きスター選手をなんとしてでも残したいと考えているはずです。
近本選手としてはFA権を行使して、自身の年棒を引き上げようという考えを持っているのは間違いないでしょう。
地元のタイガースを第一優先にしつつ、条件のよい提示があれば他チームへの移籍も検討するという考えではないかと思います。
現状での4億近い年棒となっている近本選手が争奪戦になった際にどれだけ高い金額になるのかは少し楽しみでもあります。
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