9/30の中日ドラゴンズ戦に負けてしまい、広島カープは9月の月間20敗を記録しました。
首位に立っていたチームが月間20敗を記録することは歴史的な大失速となっています。この記事は広島カープが9月に失速した理由や原因を解説します。
カープは9月中に首位からCS出場圏外へ

カープは9月だけで20敗し、首位から一気にCS出場圏外である4位まで落ちていきました。
9月が始まったタイミングでは貯金が14個もあったにも関わらず、9月終了時には借金2個という歴史的な失速を記録しました。
25試合 5勝20敗 (勝率:.200)
打撃:打率.241 61得点
投手:防御率:4.29 116失点
シーズンは残り3試合となっており、3位のDeNaとは1.5ゲーム差となっています。このままではカープはCSに出場することも難しい状態です。
失速の原因は「チーム防御率」の悪化

カープは9月に入り、チーム防御率が2点ほど悪化しています。
失速の原因は「頼ってきた投手が大事な終盤戦で力尽きてしまった」ということになります。
カープは今シーズンのチーム防御率は8月まで、2点台中盤と安定していましたが、9月は防御率4点台と大幅に悪化しました。
- 8月以前平均
防御率:2.26 失点数:58.4点 - 9月平均
防御率:4.29 失点数:116点
カープはシーズンの序盤から打撃はリーグ内でも平均以下の成績となっています。しかし、先発とリリーフどちらも8月までは安定しており、「守り勝つ野球」で首位に立っていました。
9月以降は野手陣の打撃成績は特に変化はない中、チームの強みである投手陣が崩れ負ける試合が多くなってしまいました。
- 8月以前平均
打率:.236 得点数:68.4点 - 9月平均
打率:.241 得点数:61点
対策をしていなかった訳ではないかと思いますが、チームの強みを失ってしまったことで、歴史的な大失速につながってしまいました。
防御率が悪化した2つの原因

カープが失速した原因である「防御率の悪化」を招いてしまった理由は2つあると考えられます。
詳しい内容は以下にて解説します。
投手陣の疲労
1年間の稼働で投手陣の疲労がシーズン終盤の大事な時期にピークに達したと予想できます!
カープの投手陣は前述の通り、8月までは防御率が2点台前半とセリーグでもトップのチーム成績となっていました。
チームとしては登板間隔に余裕を持たせていたようですが、先発・リリーフともにシーズン中に大きな入替はなく、柱になる投手が1年間通して投げ続けてきました。
- 先発陣
床田:25試合
大瀬良:24試合
森下:23試合
九里:22試合 - リリーフ陣
栗林:59試合
島内:56試合
塹江:53試合
黒原:52試合
優勝争いを経験したことのない投手も多くおり、シーズン終盤のプレッシャーを感じながらの投球が続いたことにより、大きな疲労が掛っていたと考えられます。
シーズン通しての低調な打撃成績
先発投手への援護率がリーグ内で5位となっており、投手の負担が増えていると予想できます!
今シーズンのカープの援護率は非常に低くなっており、リーグ内で5位になています。
- 巨人:3.23
- 阪神:3.42
- DeNa:3.72
- 広島:2.91
- ヤクルト:2.61
- 中日:3.25
※9月終了時点
更に逆転勝利した試合数もリーグ最少となっており、先に点を取られたら負けてしまうという高いプレッシャーを受けていたと思われます。
- 巨人:19試合
- 阪神:28試合
- DeNa:24試合
- 広島:19試合
- ヤクルト:25試合
- 中日:21試合
※9月終了時点
低い援護率の中で投げる投手は1点もやれないというプレッシャーを感じ投げ続けていましたが、9月に緊張の糸が切れたのかもしれません。
まとめ

カープは9月が始まるタイミングでは、このままいけば優勝できるだろうというくらい安定したチームでした。
しかし、9月が終わるタイミングこのような状態になっており、巨人が優勝しているとは多くの方は想像もしていなかったと思います。
カープとしてはなんとしてでもCSに出場できるように残りのシーズンを勝ち続けることが大切になります。
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