日本ハムファイターズからポスティング制度を利用しメジャーに挑戦した上沢選手ですが、1年で日本球界への復帰を考えているようです。
復帰先を探すに当り上沢選手も「有原式FAになるのでは?」と話題になっています。
この記事では上沢選手が「有原式FA」となるのかや今後どのチームを選ぶのかについて考察します。
有原式FAとは「メジャー挑戦から短期間で帰ってくること」
有原式FAはプロ野球ファンの間では以下のように定義されています。
ポスティング移籍でメジャーに挑戦したが短い期間で日本球界復帰し、移籍前とは別の球団に以前より高い年棒で入団すること。
https://wikiwiki.jp/livejupiter/%E6%9C%89%E5%8E%9F%E5%BC%8FFA
「有原式FA」の名前の由来にもなってる有原選手は日本ハムからメジャーに挑戦し、2年でソフトバンクで日本球界に復帰しました。
過去にもメジャー挑戦に失敗し、数年で日本に復帰する選手はいましたが有原選手は以下の理由でたたかれることになりました。
同時期にメジャーに挑戦しマイナーでも頑張る筒香選手との比較され、有原選手の日本球界への復帰を揶揄する形で「有原式FA」と呼ばれることになりました。
上沢選手は「有原式FA」に該当する可能性が高い
上沢選手が日本球界復帰にあたり、日本ハム以外を選んだ場合は「有原式FA」に該当します。
上沢選手は既に「有原式FA」となる条件のいくつかを満たしています。
残り「有原式FA」の条件で満たしていないのは2つとなっており、もし日本ハム以外に移籍することとなればという状況です。
上沢選手を巨人やソフトバンクが狙っているという噂が出ているため、もしこの噂が本当だった場合、全ての条件を満たすことになるでしょう。
なお、上沢選手はメジャー契約の年棒は「1億円に到達しない程度」となってしまっています。
資金力が豊富な球団が獲得することになれば、間違いなく「有原式FA」に該当することになります。
上沢選手は現在NPB球団と交渉中
上沢選手は12月中旬現在でNPB球団と交渉しており、2024年内で移籍先を決定すると報道されています。
11月に受けたインタビューでは古巣の日本ハム以外もチームも検討するとハッキリ発言しています。
ファイターズに一番、思い入れがあります。ただ、どの球団でも話を頂けるのであれば、一度話を聞きたい。
https://www.daily.co.jp/
既に前述に記載の通り、ソフトバンクが上沢選手の獲得に動いており交渉も行っているようです。
契約は「4年総額10億円」で提示がされているようで、もしソフトバンクに移籍した際には「有原式FA」に該当することになっていしまいます。
奇しくも「有原式FA」の由来になっている有原選手もソフトバンクに在籍しており、「有原式FA」はソフトバンクの得意技になっています。
日本球界復帰は家族が1番の理由だからこそ
10月に日本に帰国した際のインタービューで上沢選手は国内でのプレーを考えていると発言をしています。
今年はアメリカで成功して、来年家族を連れて来られるようにという目標だったが、なかなか自分が思った方向には進まなかったので家族と話す必要があるし、今の段階では(進路について語るのは)難しいが、慣れている環境で自分を取り戻したいというのもある。
発言から見ると、日本球界の復帰は家族との生活や気持ちの問題だと推察できます。
復帰先の決め手は提示される金額
家族と安定した生活を送るために上沢選手は提示される金額の高さで選ぼうとしているのだと思われます。
上沢選手も日本ハムに11年在籍しているので北海道の生活に慣れ親しんでいるはずです。
上沢選手の奥様は北海道出身であり、生活のしやすさで考えると日本ハムの復帰がもっとも良い選択となります。
しかし、別球団と交渉しているので生活のし易さではなくお金が大事なのでしょう。
まとめ
上沢直之は有原式FAを活用して移籍するのかという話題について詳しくまとめましたが、できれば上沢選手には日本ハムに復帰して欲しいですね。
どこで復帰しようが選手の自由ではありますが、メジャー挑戦を後押ししてくれた球団に恩を返す方法はやはりもう1度チームで活躍することだと思います。
別のチームに行きたいのであれば、FA権を取得し移籍するれば良いのではないでしょうか。
日本ハムでも人気だった選手がこんなことで多くのファンから嫌われることになるのは勿体ないなと思ってしまいます。
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