2022年と2023年でリーグ2連覇を達成したオリックス・バファローズですが、2024年はCSにも出場することができませんでした。
2025年シーズンの優勝に向けてオリックスは戦力の補強が必要となっているポジションがあります。
この記事ではオリックスが2025年に向けてどのような補強を行ったなのかについて詳しく解説します。
オリックスは24年は「打てない」チームになった
オリックスは2024年シーズンは打撃成績がリーグ内でも低い成績となってしまい、CSに出場することができませんでした。
2024年オリックスは「打率」・「本塁打」・「得点数」の全てでリーグ5位の成績となってしまいました。
特に得点数は1位のチームとは200点もの差があり、打撃力不足がチームの低迷につながってしまいました。
得点数のリーグ平均である479点からも大きく下回ってしまいました。
オリックスは2025年に向けて打撃陣の補強が必要であることは間違いないでしょう。
打撃改善に課題となるポジションは3つ
打撃陣の補強するに当り、補強ポイントとして3つのポジションが挙げられます。
詳しくは以下にて解説します。
打てていない一塁手
2024年は守備よりも打撃成績が求められる一塁手で起用した選手が全く打てていませんでした。
2024年シーズンは一塁手として主に2人の選手をスタメンで起用していました
3割近く打っているセデーニョ選手は24年オフに他球団に移籍してしまいました。
補強をせず頓宮選手が今年と同じような成績を残してしまうとチームとしてウィークポイントになってしまいます。
2025年に向けて打撃に特化した1塁手の補強が必要となるでしょう。
人材不足の三塁手
近年三塁手としてチームを支えてきた宗選手が2024年は打撃の調子が上がりませんでしたが、代わりになる選手がいませんでした。
優勝した22年・23年は.250近くを残していましたが、24年は打率も打点もかなり低い成績となってしまいました。
しかし、調子の上がらない宗選手に代わる選手はおらず、三塁手として10試合以上スタメン出場した選手は他に2名しかいません。
西野選手はセカンドでも併用(39試合出場)、横山選手は1年目のルーキーであったため宗選手をサードで使わざる得ない状況でした。
宗選手と併用できるような打撃成績を残せる選手の補強が必要になるでしょう。
固定できなかった外野手
2024年は外野手を固定することができず70試合以上出場した選手は1人しかいませんでした。
多くの選手がシーズンの半分もスタメンで出場しておらず西川選手のみ70試合以上に出場しました。
優勝した22年・23年に活躍した多くの選手はケガや不信でスタメンで出場できず、様々な選手が外野で起用されました。
24年は16人が外野でスタメン出場するほど、選手を固定することができませんでした。
打撃も求められる外野で固定でき成績を残せる選手の補強が必要になるでしょう。
2025年に向けての補強状況
オリックスは2024年末時点で野手の補強はほとんど行えていません。
ドラフト1位で獲得した麦谷選手は外野手であり25年から1軍の戦力になると見込まれます。
ディアス選手も3Aで主に三塁手としてプレーしており補強ポイント通りの選手を獲得しています。
現時点の補強状況では24年にリーグ下位の成績に沈んだ打撃陣を改善することにつながる補強は全くできていないと言ってもいいでしょう。
外国人補強で打撃陣の改善を狙っている?
2024年末日時点でオリックスの支配下枠は65名となっており、残り5名の選手を登録することができます。
24年オフには4名の外国人が退団しており、24年と同様の外国人数を確保するならば誇り3人補強すると思われます。
投手は九里選手と本田選手の実績のある投手を2名既に獲得しているので、外国人野手を追加で複数名獲得するかもしれません。
特に外野手の補強は必要になると思われるので追加の外国人補強には注目が必要です。
まとめ
2025年シーズンに向けたオリックス・バファローズの補強についてや今後の外国人選手はどうなるのかについて考察しました。
2025年に入ってから追加で外国人選手を補強することは間違いないでしょう。
打撃陣が改善できればオリックスは間違いなく優勝争いに加われるはずなので、何とかして打てる外国人を獲得して欲しい所です。
もし、外野手でいい外国人を獲得できれあソフトバンクにも負けない打線が形成できるかもしれません。
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