ドラゴンズの涌井秀章選手が今季限りで現役引退するのではと噂されています。
涌井秀章選手はドラゴンズ移籍してからは目立った活躍はできていませんが、チームを支える貴重な選手です。
近年はファンが期待するような成績を残すことが出来ておらず、成績も徐々に下降してきています。
ベテランとしてチーム内のメンター役としての立場はあると思いますが、戦力となっていない状態を長く続けることは許されないでしょう。
最近活躍ができていないことを考えると2025年で戦力外になるという可能性もあります。
この記事では、涌井秀章選手が引退する可能性や引退理由・戦力外の可能性について考察します。
- 涌井秀章選手の引退する可能性
- 涌井秀章選手の引退理由
- 涌井秀章選手が戦力外となる可能性
- 涌井秀章選手の引退試合開催日
2025年シーズンで引退する可能性

涌井秀章選手が2025年シーズン限りで引退する可能性は十分あると思われます。
2025年は4月末から1軍に登録され、9/19時点で12試合(12先発)登板しています。
9月までに不調により2度登録を抹消されており、2025年もいい成績を残すことができていません。
項目 | 成績 |
---|---|
試合数 | 12試合(12先発) |
イニング | 63.1回 |
防御率 | 4.12 |
QS率 | 41.7% |
先発のみの登板となっていますが、最長で6回しか投げ切れておらず結果的に勝ち星は4つしかついていません。
ドラゴンズは既にCS出場が厳しい状況となっている中で、チーム最年長投手の涌井秀章選手を積極的に起用する意味はないでしょう。
今後チームを改革する中で若手中心に切り替わっていくならば、涌井秀章選手は厳しい立場となるでしょう。
ベテランとしての役割もあると思いますが、そもそも勝てないチームのそのような役割は必要ないかもしれません。
涌井秀章選手の引退理由は2つ

涌井秀章選手が2025年で引退を決断する場合、引退理由2つあると思われます。
- 成績の低下
- 若手投手の台頭
詳しくは以下で解説します。
成績の低下
涌井秀章選手は成績が低下しており、特に近年は長いイニングが投げられなくなってきています。
涌井秀章選手は若いころは先発完投する投手でしたが、近年は5~6回で降板することが多くなっています。
2023年からでは先発登板で平均で5回しか投げることができていません。
年 | 先発回数 | イニング数 | 平均イニング数 |
---|---|---|---|
2023年 | 21回 | 111イニング | 5.2回 |
2024年 | 16回 | 85イニング | 5.3回 |
2025年 | 12回 | 63.1イニング | 5.2回 |
加齢により長いイニングを投げることができなくなっていることは間違いないでしょう。
ストレートの平均球速はそこまで変わっていないようですが、出力を維持するのが難しいのでしょう。
若手投手の台頭
ドラゴンズは若手の投手が多く台頭してきており、今後涌井秀章選手が先発する機会が減少するのは間違いありません。
2025年シーズンのドラゴンズの先発陣は比較的年齢が高くなっています。
その中でも最年長となっている涌井秀章選手は防御率的には最も悪くなっています。
しかし、若手投手も台頭してきており、髙橋宏斗選手や金丸夢斗選手、三浦瑞樹選手といった20代の投手も活躍しています。
今後のチームのことを考えるとより若手の投手の登板数を増やすために、エース級ではない涌井秀章選手は優先的に起用されなくなるでしょう。
戦力外の可能性は低い?

涌井秀章選手がチームから戦力外を受ける可能性が低いと思われます。
涌井秀章選手は2025年シーズン防御率4点台と厳しい成績になっていますが、12先発するなどチームに貢献しています。
先発数は6番目タイとなっており、ローテーション投手と言っても過言ではないでしょう。
名前 | 先発回数 |
---|---|
髙橋宏斗 | 24先発 |
松葉貴大 | 23先発 |
大野雄大 | 19先発 |
マラー | 16先発 |
金丸夢斗 | 14先発 |
柳裕也 | 12先発 |
涌井秀章 | 12先発 |
ローテーション投手をいきなり戦力外にということにはならないでしょう。
涌井秀章選手はリリーフの経験もあるので、まずはリリーフに降格してから活躍できなければ戦力外という流れになると思います。
もし涌井秀章選手が引退するときは自らの意思で引退ということになるはずです。
引退試合・セレモニー開催については発表なし

もし、涌井秀章選手選手が引退を発表した場合は引退試合が開催される可能性が高いと思われます。
ドラゴンズに在籍しているシーズンは3年ですが涌井秀章選手は人気が非常に高くなっています。
CS出場も絶望的になっているので、引退試合は間違いなくシーズン中に行われることになるでしょう。
実施される可能性が高い試合日
もし、引退試合が実施される場合は、「9月21日(日)巨人戦」で実施されると思われます。
9月21日の巨人戦はドラゴンズの2025年シーズンのホーム最終戦となっています。
チームは既にCS出場も難しいと思いますので、正直引退試合はいつでも開催できるとは思います。
過去に実施されている引退試合もホーム開催のシーズン最終戦で実施されています。
まとめ

中日ドラゴンズの涌井秀章が今期で引退する可能性についてや戦力外のあるのか解説しました。
涌井選手は近年先発としての能力が下がってきているのは間違いないでしょう。
長いイニングを投げられないのはかなり厳しいことだと思います。
戦力外ということはないと思いますが、自ら引退を選択するという可能性はあるかもしれません。
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