ロッテの荻野貴司選手が今季限りで現役引退するのではと噂されています。
荻野貴司選手はロッテで長年に渡って貢献した選手でチームの顔として活躍した時期も長くありました。
しかし、2025年はケガの影響もあり1軍での出場は全くなくなっています。
ベテランとしてチーム内のメンター役としての立場はあると思いますが、戦力となっていない状態を長く続けることは許されないでしょう。
この記事では、荻野貴司選手が引退する可能性や引退理由・引退試合はいつ開催されるかについて考察します。
- 荻野貴司選手が引退する可能性
- 荻野貴司選手の引退理由
- 荻野貴司選手の引退試合の開催日
2025年シーズンで引退する可能性

荻野貴司選手が2025年シーズン限りで引退する可能性は十分高いと思われます。
2025年は春季キャンプで膝にケガを負ってしまい、1軍の試合に全く出場できていません。
6月にファームで実践復帰していますが、期待されるような活躍はできていません。
項目 | 成績 |
---|---|
試合数 | 21試合 |
打席 | 44打席 |
打率 | .276 |
OPS | .848 |
打率は3割近くとなっていますが、長打はほとんど出ていません。
ロッテは既にCS出場が絶望的となっている中で、チーム最年長野手の無理に荻野貴司選手を1軍で起用する意味もありません。
今後チームを改革する中で若手中心に切り替わっていくならば、荻野貴司選手は厳しい立場となるでしょう。
ベテランとしての役割もあると思いますが、そもそも勝てないチームのそのような役割は必要ないかもしれません。
荻野貴司選手の引退理由は2つ

荻野貴司選手が2025年で引退を決断する場合、引退理由2つあると思われます。
- これまでのケガの影響
- 若手外野手の台頭
詳しくは以下で解説します。
これまでのケガの影響
荻野貴司選手はこれまでに多くのケガを負っており、既に体の限界がきている可能性があります。
2025シーズンもケガの影響で出遅れてしまっていますが、過去にも多くのケガを負っています。
年 | ケガの内容 |
---|---|
2010年 | 右膝外側半月板損傷 |
2011年 | 右膝の違和感/手術 |
2014年 | 左肩関節窩を骨折 |
2016年 | 左内腹斜筋肉離れ |
2018年 | 右手第二指基節を骨折 |
2020年 | 右大腿二頭筋筋損傷 |
2025年 | 右膝半月板・軟骨の損傷 |
他にも細々したケガで1軍を離脱することが多く、1軍にフルで出場したシーズンが少なくなっています。
特に右膝は3度手術を経験しており、年齢的にもかなり厳しい状況にあるかもしれません。
実際に3度目の手術を終えた今期は2軍でも盗塁ができていません。
ケガの影響で今季を最後に引退を決断してもおかしくはないでしょう。
若手外野手の台頭
ロッテは若手の外野手が多く台頭してきており、荻野貴司選手が出場機会が減っています。
2025年シーズンロッテは外野でスタメン出場している選手が9人います。
その中で50試合以上スタメン出場している選手が4人おり、4名とも20代の選手となっています。
名前 | 年齢 | スタメン回数(9/2時点) |
---|---|---|
藤原恭大 | 25歳 | 95試合 |
西川史礁 | 22歳 | 71試合 |
髙部瑛斗 | 27歳 | 62試合 |
山本大斗 | 23歳 | 75試合 |
荻野貴司選手は既に39歳となっており、2026年で40歳となります。
若手が台頭している中でベテランの荻野貴司選手の出場機会は今後間違いなく減っていくでしょう。
チームも弱い中で球団としても荻野貴司選手に引退してもらい若手に出場機会を与えたいと思っているかもしれません。
引退試合・セレモニー開催については発表なし

もし、荻野貴司選手が引退を発表した場合は引退試合が開催される可能性が高いと思われます。
長くチームに貢献した人気選手でチームメイトからの人望も厚い荻野貴司選手を送りたいファンも多いはずです。
CS出場も絶望的になっているので、引退試合は間違いなくシーズン中に行われることになるでしょう。
実施される可能性が高い試合日
もし、引退試合が実施される場合は、「10月5日(日)ソフトバンク戦」で実施されると思われます。
10月5日のソフトバンク戦はロッテの2025年シーズンのホーム最終戦となっています。
チームは既にCS出場も難しいと思いますので、正直引退試合はいつでも開催できるとは思います。
まとめ

千葉ロッテに所属する荻野貴司選手の現状はどうなっているのかや2025年限りで引退するのかについて解説しました。
荻野貴司選手は新人時代からケガの影響で出場試合が少なくなってしまったのはファンとしては非常に残念です。
体のサイズはないですが非常に身体能力が高い選手なので、体にガタがくると一気に成績が落ちてしまうでしょう。
もし、引退することになれば非常に残念ですが、体が限界ならば無理しない方がいいとも思ってしまいます。
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