【弱いまま!】中日ドラゴンズはFA選手の補強なしで最下位のままか?戦力低下は必至!!

野球

中日ドラゴンズは2024年も最下位となってしまい、3年連続の最下位となってしまいました。

これ以上最下位にならないためにも多くのファンはチームに補強を望んでいると思います。

しかし、ドラゴンズは2024年オフほとんど補強を行っておらず、「このままだと最下位のままだ」という懸念が出ています。

この記事ではドラゴンズの2024年の補強に関して詳しく解説します。

この記事で分かること
  • ドラゴンズの補強ポイント
  • ドラゴンズの2024年の補強状況
  • ドラゴンズの2024年の選手流出状況

打撃力・投手力共にリーグ平均以下で最下位に

ドラゴンズは打撃力・投手力共にリーグ平均を下回り、3年連続の最下位となってしまいました。

打撃力では、打率や総得点数がリーグ平均以下でリーグ首位とは約150点の差があります。

攻撃面の成績
  • ドラゴンズ
    打率:.243 総得点:373点 本塁打:68本 盗塁:40個
  • リーグ平均
    打率:.245 総得点:460点 本塁打:78本 盗塁:57個

チームとしてほとんどいい所がなく、打撃はすべての面がウィークポイントと言えるでしょう。

投手力があると前評判がありましたが、結局は多くの指標でリーグ平均を下回ってしまいました。

守備面の成績
  • ドラゴンズ
    防御率:2.99 総失点:478点 被安打:1172本 与四球:384個
  • リーグ平均
    防御率:2.88 総失点:450点 被安打:1171本 与四球:370個

主力投手の不調やケガの離脱もありましたが、投手陣にも課題が残るシーズンになりました。

特に先発陣の防御率は「3点台」を上回ってしまいました。

ドラゴンズの補強ポイントは?

ドラゴンズが2025年に最下位脱出をするために補強ポイント以下が考えられます

補強ポイント
  • 打てる外野手
  • 先発左腕

詳しくは以下にて解説します。

打てる外野手

前述の通り、ドラゴンズは2024年シーズンは打撃成績が軒並みリーグ平均以下になっています。

特に外野陣は打率こそ平均で.250を上回っていますが、本塁打数が全体で33本となっており物足りない数字になっています。

2024年本塁打数
  • 左翼手:15本
  • 中堅手:3本
  • 右翼手:15本

その内23本は細川選手が打っているので、ドラゴンズの外野手はほとんどホームランを打っていない事になります。

スタメンで100試合以上出場した選手も2名しかおらず、人材不足であることは間違いありません。

スタメン出場数
  • 細川成也:141試合
  • 岡林勇希:103試合
  • カリステ:58試合
  • ディカーソン:26試合

先発左腕

同じく投手陣も2024年はリーグ平均を下回る成績を残してしまっており、特に先発左腕は防御率が低くなっています。

タイプ別防御率
  • 先発・右腕:3.28 523.1イニング
  • 先発・左腕:3.38 282.0イニング
  • 救援・右腕:2.66 371.2イニング
  • 救援・左腕:1.86 111.0イニング

負け数もイニング比で考えると先発左腕の投手が最も負け数を稼いでしまっています。

ローテーションで回ってした左腕投手は3名となっており、もう1枚いるだけで様々な選択肢を取ることができるはずです。

ドラゴンズの2024年オフの補強状況

ドラゴンズは来年活躍できそう選手絞ると現時点で以下の選手を補強することができています。

獲得選手
  • 金丸 夢斗 投手(ドラフト)
  • 吉田 聖弥 投手(ドラフト)
  • 石伊 雄太 捕手(ドラフト)
  • 三浦 瑞樹 投手(戦力外)

前述で上げた補強ポイントにマッチする選手は左腕投手である金丸選手と三浦選手の2選手となっています。

金丸選手は大学NO.1左腕となっており、来年間違いなく先発ローテーションに入る選手になると思われます。

三浦選手も2024年はファームで最優秀防御率のタイトルを獲得しましたが、ソフトバンクから戦力外となりドラゴンズに加入した期待のできる選手になります。

投手は補強していますが、野手に関してはドラフトで加入した石伊選手しか即戦力はおらず、大きな改善が見込めないと言わざる得ません。

ドラゴンズの2024年の選手流出状況

ドラゴンズは今オフに見込みも含めると多くの選手が流出する可能性があります。

流出可能性がある選手
  • 小笠原 慎之介 投手(ポスティング)
  • ライデル・マルティネス 投手(契約切れ)
  • 福谷 浩司 投手(FA権行使)
  • 木下 拓哉 捕手(FA権行使)

エースやクローザーが流出する可能性が高く、このままだと戦力ダウンしてしまいます。

特に絶対的なクローザーとして活躍しているマルティネス投手が抜けた場合はかなりの戦力ダウンになってしまいます。

上記であげた補強した戦力よりも流出する選手の方が多くなった場合は、2025年も最下位を免れないでしょう。

まとめ

2024年オフの中日ドラゴンズの補強について詳しく解説しました。

2025年も今のままの戦力だった場合に最下位の可能性が高いのではないでしょうか。

特に打撃陣の改善は選手補強としては見られないので、今いる戦力の底上げがないと打てないままのチームになると思わます。

まずは流出の可能性のある選手をどれだけ残すことはできるかが大事になってくるでしょう。

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