読売ジャイアンツは24年シーズンのセリーグ王者となりました。ジャイアンツの優勝に伴い、SNSに「歓喜のセプテンバー」という言葉がハッシュタグが球団からやファンからポストされています。
この「歓喜のセプテンバー」とはどのような意味があるのでしょうか?
この記事では「歓喜のセプテンバー」の意味とその由来を解説していきます。
ジャイアンツが4年ぶりにセリーグで優勝
今シーズンは阿部監督が新たに監督に就任していました。球団創設90年目の節目の年ということもあり、ファンから多くの期待を寄せられている中でのリーグ優勝となりました。
勝負となる9月が始まった時点では、貯金12個で2位となっていました。9月5日から首位立ち、そのまま貯金を6個増やし、1位を譲ることはありませんでした。
結果的に9月28日にジャイアンツが広島カープに勝利し、2位の阪神と4ゲーム差でセリーグ優勝となりました。
「歓喜のセプテンバー」のどんな言葉なのか?
「歓喜のセプテンバー」は優勝が決まったタイミングから巨人のSNSで使われ出した言葉となっています。今では多くのファンがこの言葉をハッシュタグにつけてジャイアンツの優勝を祝福しています。
その意味や由来について詳しく解説していきます。
「歓喜のセプテンバー」の意味は?
「歓喜のセプテンバー」は秋にリーグ優勝しファンと笑顔で分かち合えたという意味があります。
「歓喜のセプテンバー」は阿部監督が春期キャンプのキャッチフレーズとした、
「笑うアベには福来たる~新風の先に笑顔のSeptember~」
が派生してできた言葉になっています。
「笑う門には福来たる」をアレンジした言葉になっており、秋にリーグ優勝&日本一を達成し、ファンと笑顔で分かち合う意味が込められているキャッチフレーズだったようです。
実際に秋(9月)にリーグ優勝を達成したことで、このキャッチフレーズが派生し、「笑顔になれたSeptember」という意味合いで、「歓喜のセプテンバー」という流れになったようです。
「歓喜のセプテンバー」の由来は?
春期キャンプで掲げた「笑うアベには福来たる~新風の先に笑顔のSeptember~」が由来になっています。
先ほども書いた通り、「歓喜のセプテンバー」は春季キャンプのキャッチフレーズが由来になっています。チームの優勝を願ったキャッチフレーズが実際に達成されたことで、「歓喜」を使っています。
しかし、何故「セプテンバーなのか?」という点については2点理由があります。
詳しくは以下にて解説します。
優勝が決まるタイミングがセプテンバー(9月)だから
9月はプロ野球のシーズンが大詰めの時期であり優勝が決まるタイミングでもあります。
春期キャンプから阿部監督は、リーグ優勝・日本一を目標としていました。
その目標を達成するために、早い段階から優勝が決まるであろう時期の9月(セプテンバー)に照準を合わせていたのでしょう。阿部監督は23年の監督就任会見でも、セプテンバーという言葉を出していました。
「最高のファンの皆さまとともに、喜びをセプテンバーに味わえればうれしいです」
引用:https://www.giants.jp/news/20133/
阿部監督はセプテンバーという言葉を使うことで、優勝をチームに意識させていたのかもしれません。
阿部監督が現役時代に使っていた入場曲が「September」だから
阿部監督は現役時代に「September」を流して打席に入っていました。
阿部監督は現役時代に入場曲として、アース・ウインド&ファイア-が歌う「September」を流して打席に入っていました。
選手が打席に入る前に曲を流すようになってから、阿部監督はずっとこの曲を使っているようです。この曲を使うことで、「自分もファンも盛り上がることができるから」という理由で使用し続けたとインタビューで答えています。
自身代名詞でもあり、ファンからも認識されている曲の題名を上手くスローガンに盛り込むことで、注目を集めようとしたのかも知れません。
まとめ
解説したきた通り、「セプテンバー」は阿部監督の代名詞でもある入場曲と優勝に向けての大事な時期という2点が由来になっていました。
そのセプテンバーをキャンプから目標に使うことで、チームに優勝を意識づけさせていました。
目標にしていたリーグ優勝を達成できたことで、「目標」が「歓喜」に変わったことで、「歓喜のセプテンバー」ということになっています。
9月に歓喜したジャイアンツがこのまま10月でが日本一になれるか楽しみなところです。
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