【出場辞退】中日細川成也と福永裕基はなぜプレミア12を辞退したのか詳しく解説

野球

11月に開幕する野球の世界一を決める大会「プレミア12」のメンバーに中日ドラゴンズの細川成也と福永裕基に代表入りのオファーがあったが辞退したというニュースができました。

2名とも代表経験がない選手ですが、なぜ辞退したのか気になっている人も多いと思います。

この記事では何故2名が代表入りのオファーを辞退したのか詳しく解説していきます。

この記事で分かること
  • 2名に代表入りのオファーがあった理由
  • 細川選手がプレミア12を辞退した理由
  • 福永選手がプレミア12を辞退した理由

2名に代表入りのオファーがあった2つの理由

28日からの代表合宿が始まるタイミングで4名の辞退者が出てしまい、代わりとなる4名の招集が必要になっていました。

その追加召集のタイミングでっドラゴンズの2名は声を掛けられたのでしょう。

2名に代表入りのオファーがあった理由は2点あると思われます。

オファーがあった理由
  • 辞退選手と同じ役割ができる
  • チーム別の招集人数の偏り

詳しくは以下にて解説します。

辞退選手と同じ役割ができる

辞退した選手を見るに、チームとして「長打が打てる外野手」・「複数ポジション守れる内野手」が必要だったのだと思われます。

代表を辞退した選手
  • 岡本和真 選手(巨人)
  • 吉川尚輝 選手(巨人)
  • 伊藤大海 選手(日本ハム)
  • 万波中正 選手(日本ハム)

細川選手はセリーグの中でも屈指の打力を持つ外野手であり、福永選手も打力もありながら、内野ならどこでも守れるユーティリティー性を持っています。

万波選手・吉川選手の代わりとして、2名にオファーを掛けたのは納得できます。

チーム別の招集人数の偏り

各球団の招集人数に偏りがあり、ドラゴンズからは1名も代表に入っていませんでした。

28日時点の辞退者が出る前の段階では、多い球団では4名が選出されており、大きな偏りがありました。

球団別招集人数
  • セリーグ
    巨人:4人・阪神:2人・DeNa:2人
    広島:2人・ヤクルト:0人中日:0人
  • パリーグ
    ソフトバンク:1人・日本ハム:4人・ロッテ:3人
    楽天:3人・オリックス:1人・西武:3人

辞退した4名は選出人数の多い、巨人と日本ハムだったため、人数を平準化するためにドラゴンズの2名にオファーを出したのでしょう。

細川選手が辞退した理由は「コンディション調整」

https://npb.jp/bis/players/31835134.html

細川成也選手は今シーズンは1軍定着からで出場試合数・打席数共に最も多い年になりました。

出場試合・打席数
  • 2019年:36試合 83打席
  • 2020年:19試合 54打席
  • 2021年:37試合 44打席
  • 2022年:18試合 20打席
  • 2023年:140試合 576打席
  • 2024年:143試合 600打席

今シーズンは4番も打つなどチームの打撃の中心として活躍したことから、体の疲労が大きく溜まっていることでしょう。

疲労ある中、オフシーズンに代表活動に参加することはかなりしんどいので、辞退したのだと思われます。

細川成也選手自身も10月初旬のインタビューで体に疲労が溜まっていると話していました。

初めて試合に出続ける中で、体が思うように動きませんでした。どうにもなりませんでした。

https://chunichi.co.jp/chuspo

来シーズンに向けて体の調子を整えるために代表入りのオファーを辞退したのでしょう。

福永選手が辞退した理由は「レギュラー定着」

https://npb.jp/bis/players/81685157.html

福永裕基選手はプロ2年目のシーズンに内野のレギュラー格として100試合以上の出場しました。

まだチーム内でメインのレギュラーではなく途中出場も20試合と多くなっており、来年はレギュラーにしっかりと定着しつつ活躍することが期待されています。

出場試合数と途中出場数
  • 2023年:97試合(途中出場:18試合)
  • 2024年:111試合(途中出場:20試合)

3年目により飛躍していくためにも今シーズンのオフを充実した時間を過ごす必要があるでしょう。

代表として実践を積むことも必要かもしれませんが、オフに自身の課題にしっかりと取組み来シーズンに備えるために辞退したのでしょう。

まとめ

中日ドラゴンズの2名が代表入りのオファーを辞退したことについて詳しく書きましたが、2名は現時点では代表活動よりも来シーズンに向けての準備が大切なのでしょう。

ドラゴンズは近年最下位が続き低迷しているので、上位へ浮上のために2名の活躍が不可欠になります。

ファンとしては代表で活躍する2名を見たいと思いますが、来シーズンに向けて充実したオフをしっかりと過ごして欲しいですね。

コメント

  1. お味噌 より:

    WBCに比べて格落ち感が否めないプレミアは若手の登竜門的な存在にした方がいいのでは?

    • ohagi29903919 より:

      お味噌様コメントありがとうございます。
      登竜門として位置付けるのは良いと思います。
      WBCのメンバー選考にもなりますし、多くの選手が代表を経験することでWBCで活躍にも繋がるはずですし。
      若手中心だとしても、グループステージは突破できるでくらいの強さにはなると思いますし。