【サッカー最弱国】サンマリノ共和国のサッカーが弱い2つの理由

サッカー

サンマリノ共和国はFIFAのランクも210位と世界最下位となっており、これまで公式戦140連敗を記録しています。そのため、サッカー最弱国と言われ日本のサッカー好きからは知られている国になります。

そのサンマリノ共和国が9月6日に公式戦に勝利し、140連敗を止め話題になっています。

しかし、何故こんなにもサンマリン共和国は何故こんなにもサッカーが弱いのか気になる方は多くいると思います。サンマリノ共和国が弱い理由を解説していきます。

サンマリノ共和国が弱い2つ理由

サンマリノ共和国はイタリア半島の中にある世界で3番目に小さい国です。

  • 国名:サンマリノ共和国
  • 面積:約61.2平方㎞
  • 人口:約34,000人
  • 宗教:カトリック教
  • 公用語:イタリア語
  • 通貨:ユーロ

このようなヨーロッパにある小さな国がサッカー最弱国である理由は2つあります。

人口が少ない

サンマリノ共和国は人口が非常に少ない国になります。沖縄にある奄美大島の半分ほどの人口になっています。人口が少ないだけでは弱いとは言えないので、サッカー人口がどれくらいか計算してみます。

サンマリノ共和国のサッカー人口

サンマリノ共和国の近隣国であるイタリアのサッカー人口を基にサンマリノ共和国のサッカー人口を算出してみようと思います。

イタリアのサッカー人口割合
(サッカー人口)498万人
(人口)6100千万人
(サッカーをしている人の割合)8%

これをサンマリノ共和国に当てはまてみると、
単純にサッカーの競技人口は約2,720人になります。

代表選手になりうる選手の人数は?

更にサッカーをプレーしている人の数ではなく、代表選手としてプレーできる選手を想定してみます。
代表でプレーできる年齢を20歳~35歳程度だと仮定し、代表選手候補の人数を考えてみます。

サンマリノ共和国の年齢分布
20~24歳:2.4%
25歳~29歳:2.5%
30~24歳:2.4%
→代表で活躍できる年齢の人口は7.3%
引用:https://statja.com/pyramid/SM/

サンマリノ共和国の代表候補になる選手は約200人ということになります!
日本のサッカー強豪校である青森山田高校の部員が200人程度のようなので、強豪私立と同じ規模感ということになります。

代表候補が200人という絶望的な数値を見ると弱いのも納得できますね…

サッカー代表の歴史が浅い

サンマリノ共和国のサッカーの歴史は非常に浅くなっています。

  • 1931年:サンマリノサッカー連盟創設
  • 1986年:代表チーム設立 / 初の代表戦を実施(非公式)
  • 1988年:国際サッカー連盟(FIFA)・欧州サッカー連盟(UEFA)に加盟
  • 1990年:初の公式公式戦を実施
  • 1993年:ワールドカップ予選で引分けて初の勝ち点を獲得
  • 2004年:65試合目にして初勝利
  • 2024年:公式戦2勝目を記録

上記のようにそもそも代表チームが発足されたのが、1980年代となりヨーロッパ内では非常に遅くなっています。ちなみに1983年はファミコンが発売された年になります。

近隣国のサッカー協会の発足年

近隣のサッカー強豪国のサッカー協会の誕生年と比較してみるとより歴史の浅さが分かります。

  • フランス:1919年誕生
  • ドイツ :1900年誕生
  • イタリア:1898年誕生
  • イギリス:1863年誕生

サッカー協会発足年から分かるように、サンマリノ共和国は国としてサッカーの強化してまだ日が浅くなっています。やはり、このような状況の中で、ヨーロッパで勝利を収めるのは難しいでしょうか。

まとめ

説明してきた通り、サンマリノ共和国がサッカーが弱い理由は「人口の少なさ」と「代表チームの歴史の浅さ」になります。

今回の勝利をきっかけに国としてもっとサッカーを強化していくかもしれません。国内リーグも存在してるので、よりサッカー人口が増えていけば可能性はあります。

これらかのサンマリノ共和国代表の活動にも注目ですね!

コメント