メジャーで活躍していた前田健太ことマエケンは2026年シーズンから日本球界に復帰することが濃厚となっています。
前田健太は年齢の面は気になるところですが、実績もある貴重な先発候補で複数球団が獲得に手を上げると思われていました。
しかし、古巣の広島カープは獲得に手を上げす、楽天イーグルスへの移籍が最有力と11月19日にニュースになりました。
この記事では前田健太は楽天イーグルスに必要なのか獲得理由について考察します。
- 前田健太選手の現在の状態
- 前田健太選手を楽天が獲得する理由
- 前田健太選手は楽天に必要なのか?
前田健太選手の現在の状態

前田健太選手は2025年シーズンは開幕から全く成績を残すことができず、マイナーでの生活が続いていました。
開幕当初はメジャーでの登板はありましたが、7試合にとどまっており防御率も7点台となっています。
| 項目 | 成績 |
|---|---|
| 登板 | 7試合 |
| イニング数 | 8回 |
| 防御率 | 7.88 |
| 失点数 | 8点 |
その後、所属していたタイガースがDFAとなり、マイナー複数球団でプレーすることとなりました。
前田健太選手はここ数年は中継ぎでの起用がほとんどとなっています。
| 内容 | 2023年 | 2024年 | 2025年 |
|---|---|---|---|
| 登板数 | 21試合 | 29試合 | 7試合 |
| イニング数 | 104.1回 | 112.1回 | 8イニング |
| 防御率 | 4.23 | 6.09 | 7.88 |
| 勝利数 | 6勝 | 3勝 | 0勝 |
200勝の達成したい意向があると話しているので日本では先発としてのプレーを望んでいると思われます。
更に前田健太選手はインタビューでここ数年で今が1番いい状態という趣旨の話をしており、2026年シーズンの活躍が期待できます。
正直、ここ数年で一番自信を持ってマウンドに上がることができて今季を終えた。メジャーに上がることができなかったのは残念でしたけど進化、成長できている実感はあります。
前田健太選手を楽天が獲得する理由

楽天イーグルスが前田健太選手を獲得する理由は2つあると思われます。
- 右の先発陣強化
- ベテラン投手の役割
詳しくは以下にて解説します。
右の先発陣強化
楽天イーグルスは右の先発陣が不足している部分があります。
2025年シーズンに先発としてローテーションをしっかり守り15試合以上先発した投手は4人しかいまん。
その内15試合以上先発した右投げの先発は2名となっています。
| 名前 | 登板数 | 防御率 |
|---|---|---|
| 岸孝之 | 19試合 | 4.38 |
| 瀧中瞭太 | 15試合 | 3.44 |
2名ともにそれほど成績は良くはなく、岸選手に至っては来年で41歳になります。
2025年シーズン2人以外に先発した右投手は9人しますが、まだまだ信頼がおけていないのは間違いないでしょう。
そんな中、安定して成績を残せる見込みのある前田健太選手は魅力的なのかもしれません。
ベテラン投手の役割
楽天イーグルスはベテラン投手が不足しており、その役割を担わせるために獲得する可能性があります。
前田健太選手は2026年シーズンで38歳となり、プロ野球界的にはかなりの高齢選手になります。
現在楽天イーグルスで前田選手と年齢の近い(前後3歳)投手は2名います。
| 名前 | 2026年年齢 |
|---|---|
| 岸孝之 | 41歳 |
| 辛島航 | 36歳 |
楽天投手陣の主力となっている選手は近年ドラフト獲得した選手となってきており、ベテランが少なくなっています。
NPB・MLBどちらの実績のある前田健太選手に指導役としての役割を担ってもらい、チーム力強化を狙っているという可能性があります。
前田健太選手は楽天に必要なのか?

前田健太選手は楽天イーグルスにとって必須という訳ではないと思います。
前述の通り獲得の理由として考えられることはありますが、前田健太選手でなくてはならない理由はありません。
更に近年の成績低下や年齢的にNPBで活躍できるか不安な部分もあります。
200勝が近いということで、その面の興行的な側面も考慮すると魅力的かもしれませんが、戦力的にはチームを変えるほどのインパクトはないでしょう。
もし、獲得した場合はまずは先発として起用することになるかと思います。
その際はローテーションの一角としてチームに貢献することになるかと思います。
しかしチームにとって今すぐ必要かと言われると決してそうではないというのは言えると思われます。
まとめ

いらないと言われている前田健太は楽天に必要かやローテーション入りは確実なにか、マエケン獲得の衝撃理由について考察しました。
楽天が前田選手の獲得を狙うのは正直以外でした。
若い投手が育ってきており、無理にベテランを先発させる必要がないのではと思ってしまいます。
来年で37歳となる前田選手がどれほどの成績を残せるのか楽しみなところです。

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