イーグルスに所属している田中将大選手が退団することを発表しました。
ドラフト入団時から多大なる貢献をしてきたイーグルスで引退すると思われていた田中将大選手が退団することは多くのファンを驚かせました。
この記事では、田中将大選手が移籍先として最有力候補と言われているヤクルトスワローズと言われている理由を詳しく解説します。
自身のyoutubeでイーグルスから退団することを発表
田中将大選手は11/24に自身のyoutubeチャンネルで来季イーグルスから退団し、移籍先を探すことを発表する動画をアップしました。
動画は「移籍を決断したこと」や「ファン・球団への感謝」が中心の内容となっています。
動画内では移籍先に関する言及は特になく、退団することを伝えるだけの動画となっています。
今後の所属が決まったタイミングでまた報告をすると動画を締めており、退団に至った詳しい経緯などについては今後話されるかも知れません。
移籍先はNPBの球団を希望
田中将大選手は11/26に取材に応じ、移籍先はNPBの球団で探していると話ました。
メジャーでも実績がある田中将大選手は、メジャーに帰るという選択肢もあったかもしれませんが、本人が否定しています。
それは分からないですね。どういう状況になるかによると思うので。ただ、現実的にオファーが届くかって言うと、そこからオファーはないんじゃないですかね。でも分からないですよ、どうなるか。
https://mainichi.jp/articles/20241126/spp/sp0/001/140000c
国内の球団で移籍先を探している田中将大選手に目を付けている球団の1つがヤクルトスワローズになります。
ヤクルトスワローズは既に田中将大選手獲得に向けて調査を開始していると報道されています。
有力候補が「ヤクルト」であると言われる理由
田中将大選手の移籍先の有力候補と言われているのは「ヤクルトスワローズ」だと言われています。
ヤクルトスワローズが有力候補だと言われている理由は以下になります。
詳しくは以下にて解説します。
イーグルスで優勝した際の相棒がいる
ヤクルトスワローズには田中将大選手がイーグルスで日本一を達成した時のキャッチャーである、嶋基宏さんがヘッドコーチで在籍しています。
嶋基宏さんも田中将大選手と同じく19年オフに制限額以上の減額受けイーグルスを退団することを決めました。
その後、ヤクルトに入団し、20年~22年の3年間ヤクルトでプレーし、引退試合まで行って貰っています。
嶋基宏さんが現在自身と同じ状況になっている、田中将大選手に声を掛けていることはあるでしょう。
田中選手の家族が東京での暮らしを希望している
田中将大選手の家族は現在東京で暮らしていると言われています。
田中将大選手は2012年にタレントの里田まいさんと結婚し、お子さんも2人います。
里田さんは田中将大選手がメジャーに挑戦した際にもニューヨークに付いていき、献身的に田中将大選手を支えてきました。
現在は里田さんとお子さん2人は東京に住んでおり、仙台で過ごしている田中将大選手とは別々に暮らしていると言われています。
お子さんも来年で9歳と5歳となるため、里田さんとしては居住地を変えず東京で生活していという希望があるようです。
田中将大選手としても家族と一緒に住み、新しい球団で再挑戦するのは復活に向けての選択肢として選ぶことは十分にありえます。
先発投手として200勝達成したい
田中選手は2024年シーズンが始まるタイミングで200勝まで残り3勝と迫っていましたが、1勝も挙げることもできず足踏みする形になりました。
22年シーズンに200勝に対する思いを聞かれた際に田中将大選手は達成に対する強い思いを語っています。
「いろんな方々に感謝したいですし、やっぱり200という数字は意識するので、1つ1つまた積み重ねていきたいと思います」
引用:https://www.nikkansports.com/
田中将大選手は200勝を意識し、達成するまで現役を続けるという強い意志を持っているはずです。
ここ2年はいい結果を残すことが出来ておらず、衰えも見え始めているのでイーグルスでは先発として起用して貰えない可能性が高くなっています。
200勝するために先発陣が手薄なヤクルトスワローズを移籍先として選ぶことに違和感はないでしょう。
チーム構成で考えると獲得の可能性は少ないか?
チーム編成を考えるとヤクルトが田中将大選手を獲得する可能性は低いと思われます。
ヤクルトスワローズは2024年にチーム防御率が圧倒的最下位となっており、投手陣の補強が必要なチームとなっています。
しかし、先発投手の枚数はある程度揃っており、若い投手も出てきています。
ドラフトでも1位で大学生の中村優斗選手を獲得し、間違いなく先発ローテーションに入ることになるでしょう。
ヤクルトスワローズとしては、左腕の投手が不足しており、右腕との防御率を比較すると「1点」ほどの違いがあります。
田中将大選手は右腕になるため、無理に補強する必要はなくFAになっているソフトバンクの石川柊太選手を獲得するほうが現実的です。
また、ヤクルトスワローズには44歳の石川雅規選手もおり、若手のメンターとしての役割を担う選手もいます。
実績のある田中将大選手ですが、23年に問題になったパワハラの件もあり性格面を問題視されていてもおかしくありません。
チーム編成や24年シーズンの成績から考えるとヤクルトスワローズが田中将大選手を獲得する必要はないでしょう。
まとめ
田中将大選手の移籍先にヤクルトスワローズが上がっているという件について詳しく書きましたが、正直ヤクルトスワローズが田中将大選手を獲得するメリットはあまりないと思われます。
ヤクルトは投手陣がウィークポイントであることは間違いないですが、わざわざ近年成績をを残していない田中将大選手を獲得することはないでしょう。
田中将大選手にも頑張って欲しいですが、現実的に考えて戦力としてみることは正直難しいでしょう。
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