【大谷のライバルは誰?】ナ・リーグMVPを争う2人の有力選手の成績もヤバい

野球

連日大谷翔平選手の活躍がテレビで放送されています。
メジャーリーグ初となる本塁打と盗塁が50づつの「50-50」の達成にも注目が集まっており、より大谷選手がテレビで取り上げられています。

メジャーリーグのシーズンも終盤に差し掛かっているなかで、「”シーズンMVP”にも選ばれるのか?」ということも注目され始めています。

そんな注目のMVPを大谷選手と争う2人のライバルについて紹介します。
どちらも選手も今シーズンの活躍は凄まじく、ヤバい成績を残しています。

大谷とMVPを争う選手はこの2人

現在大谷選手とナ・リーグのMVPを争っている選手は、メッツ所属のフランシスコ・リンドーア選手ブレーブス所属のマーセル・オズナとなっています。

この二人が何故メジャーリーグ史上初の成績を残すくらいの活躍をしている大谷選手とMVPを争っているのか、成績などの面から紹介していきます。

フランシスコ・リンドーア

フランシスコ・リンドーア選手(以下リンドーア選手)は現在ナ・リーグ東地区で3位に位置するニューヨークメッツに所属している内野手になります。

どんな選手なのか?

リンドーア選手はプエルトリコ出身で現在30歳となっており、大谷選手より1つ上になっています。

メジャーリーグにおけるトップクラスのショートとして広く認識されており、過去にゴールグラブ賞も受賞するほどの守備力の高い選手になっています。打撃面でもスイッチヒッターでメジャーリーグで毎年3割近くを打つ安定した成績を残している中距離ヒッターになっています。

〇過去の獲得タイトルや受賞歴
シルバースラッガー賞(遊撃手): 4回 (2016年、2017年、2018年、2019年)
ゴールドグラブ賞(遊撃手): 1回 (2016年)
オールスター選出: 4回 (2016年 – 2019年)

今シーズンの成績

今シーズンは以下のような成績を残しています。(9月1日時点)

打 率:.269  〇安打数:150本 〇本塁打:28本
〇打 点:79点  〇O P S :.828  〇盗 塁:28個

大谷選手と比べると特出した成績を残している訳ではありませんが、打率3割・本塁打30本・盗塁30個のトリプルスリーに近い成績を既に残しており、リーグでも上位の選手になっています。

何故MVP候補なのか?

先ほど記載した通り、成績では全ての面で大谷選手に劣っているリンドーア選手ですが、fWAR(勝利貢献度)がナ・リーグで1位となっており、MVP候補と言われています。

メジャーリーグでは選手が試合に与える影響度をを重視する傾向にあります。
影響度示す指標であるfWARがrリーグ内で1位であるリンドーア選手がMVP候補となる理由です。

またリンドーア選手は現地でかなり人気がある選手でもあるので、その点も大きく影響していると考えられます。

リンドーア選手のプレー動画

マーセル・オズナ

マーセル・オズナ選手(以下オズナ選手)は現在ナ・リーグ東地区で2位に位置するアトランタ・ブレーブスに所属している外野手になります。今シーズンは指名打者での出場が多くなっています。

どんな選手なのか?

オズナ選手はドミニカ共和国出身で現在33歳となっており、大谷選手とナ・リーグの本塁打王を争っている選手になります。

オズナ選手はパワーヒッターとして知られており、ホームランや長打を打つ力がある選手となっています。強肩でも評価されていましたが、現在は指名打者での出場が多くなっており、今シーズンは打撃に専念しているのだと思われます。

〇過去の獲得タイトルや受賞歴
シルバースラッガー賞(外野手): 2回 (2017年、2020年)
ゴールドグラブ賞(外野手): 1回 (2017年)
ナショナルリーグMVP: 1回 (2020年)
ナショナルリーグ打点王: 1回 (2020年)
ナショナルリーグ本塁打王: 1回 (2020年)
オールスター選出: 2回 (2016年、2017年)

今シーズンの成績

今シーズンは以下のような成績を残しています。(9月1日時点)

打 率:.307  〇安打数:157本 〇本塁打:37本
〇打 点:98点  〇O P S :.955  〇盗 塁:0個

現在打点がナ・リーグで1位となっており、勝負強いバッティングでチームに後継んしています。大谷選手とは本塁打王を争っており、現在ナ・リーグのランキング2位についています。

打率・OPS・長打率に関しても大谷選手に次いで2位になっており、長打力が武器の選手であることが分かります。

何故MVP候補なのか?

オズナ選手はバッティング面でリーグ内で屈指の打者となります。
打点・本塁打で大谷選手とタイトルを争っており、タイトル次第では、MVP受賞もありえるのではないかと思われます。

やはり、打率・打点・本塁打のタイトル争いをしている状況から、全てのタイトルを獲得あうる三冠王に最も近い選手としてMVP候補に挙がっています。

オズナ選手のプレー動画

誰がナ・リーグMVPに有力なのか?

大谷選手以外のMVP候補選手を2名あげましたが、有力候補は誰になるでしょうか。
現地のニュースをみる限りでは現時点での最有力候補は大谷選手だと言われています。

今後3人がどのような成績を残せばMVPを受賞できるのか考えてみました。

大谷選手がMVPになるには?

大谷選手は今まで通りの活躍を継続すれば、MVP受賞は間違いないと思われます。

既にメジャーリーグでは初となる本塁打と盗塁の「43-43」を達成しています。
また、打撃成績でもほとんどの項目で上位に位置しており、リーグ内でも屈指の選手であることは間違いありません。

今のままの活躍をシーズン終了時まで継続し、「50-50」を達成すれば、他の2選手の成績に関わらずMVPは間違いないといえるでしょう。

大谷が今シーズンMVPを獲得すれば、メジャーリーグ史上初となるDH出場選手での受賞となります。

リンドーア選手がMVPになるには?

リンドーア選手は大谷選手についで2番目のMVP有力候補と言われています。

リンドアーア選手は大谷選手に成績の見栄えは劣っていますが、fWAR(勝利貢献度)でリーグトップに立っており、チームへの貢献度が評価されています。

MVP投票では、そもそもチームへの貢献度重要視されているので、リーグトップの数値を誇っているリンドーア選手がMVPになってもおかしくはありません。また、大谷選手やオズナ選手と違い、守備にも就いていることが評価されています。

チームもポストシーズン進出の当落線上にいるので、このままの活躍を続け、チームのポストシーズン進出に大きく貢献することが、MVP受賞に近づくことになります。

オズナ選手がMVPになるには?

オズナ選手はこの中では3番目のMVP候補となっています。

しかし、オズナ選手は打撃成績ではリーグ内で大谷選手を上回る部門もあり、トップを争う成績を残しています。このままの好調さを維持し、三冠王に輝くことができれば、87年ぶりの快挙にもなります。

大谷選手も今までにないほどの成績を残していますが、オズナ選手も近年では該当者がいない三冠王を獲得することができれば、MVP受賞の可能性は大いにあります。

まとめ

日本人としては、大谷選手もこのままの好調さを維持し、是非「50-50」を達成し、MVPを受賞して欲しと思います。

他2選手もポストシーズン進出に向けて、残り試合を死に物狂いで勝ちにくるはずです。
チームが勝つためには2選手の活躍は必要不可欠になるので、2選手にも注目したいですね。

ナ・リーグの残り試合も少なくなり、MVP争いも注目に注目しましょう!

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