【最新情報】2025年に向けて阪神タイガースは補強失敗?外国人選手はどうなる?

野球

阪神タイガースは2023年日本一になりましたが、2024年ペナントでは2位という結果になり、CSの1STステージで敗退してしまいました。

2025年シーズンにまた日本シリーズ優勝を達成するために阪神タイガースはどのような補強に動いたのか・追加で必要なポジションはどこなのでしょうか。

この記事では阪神タイガースが2025年に向けてどのような補強を行ったのかについて詳しく解説します。

この記事で分かる事
  • タイガースの2025年に向けた課題
  • タイガースがオフに行った補強
  • 外国人の補強を追加で行うのか?

2025年に向けた大きな課題

横浜DeNaベイスターズは2024年に以下のような課題を抱えており、2025年に向けて改善が必要となっています。

24年の課題
  • リーグ平均以下の長打力

詳しくは以下にて解説します。

チーム本塁打がリーグ5位

阪神タイガースは2024年のチーム本塁打が67本でセ・リーグで5位となっています。

24年チーム本塁打数
  • 東京:103本
  • 横浜:101本
  • 巨人:81本
  • 中日:68本
  • 阪神:67本
  • 広島:52本

タイガースの本拠地である甲子園球場ははホームランが12球団で最も出にくい球場ではありますが、それを差し引いても非常に少なくなっています。

日本一になって2023年のチーム本塁打は84本となっており、約20本も減少しています。

過去の本塁打数
  • 2023年:84本
  • 2022年:84本
  • 2021年:121本
  • 2020年:110本

2024年シーズンの本塁打数の減少はチームの低迷につながっていることは間違いないでしょう。

チームの長打率がリーグ5位

阪神タイガースは2024年のチーム全体の長打率が.327でセ・リーグで5位となっています。

24年チーム長打率
  • 横浜:.375
  • 東京:.349
    巨人:.349
  • 中日:.330
  • 阪神:.327
  • 広島:.315

長打率が低い理由としては2塁打の数がリーグで最下位となっており、長打を絡めた攻撃ができていませんでした。

24年チーム2塁打数
  • 横浜:243本
  • 巨人:211本
  • 中日:178本
  • 東京:171本
  • 広島:167本
  • 阪神:164本

長打を絡めた攻撃ができなかったことはチームの低迷につながっていることは間違いないでしょう。

外国人野手の不調

阪神タイガースの外国人野手は2024年全くといって良いほど活躍しておらず、本塁打数が2人で1本となっています。

24年外国人成績
  • ノイジー:149打席 .285 1本 8打点
  • ミエセス:19打席 .111 0本 0打点

本来は本塁打などの長打が期待される外国人選手2人が全く活躍できなかったことはチームの低迷につながっているはずです。

2025年の補強ポイント「長打の打てる野手」

阪神タイガースは2025年に向けて「長打が打てる野手」の補強が必要だと思われます。

前述の通り、24年シーズンは本塁打や2塁打の本数リーグ下位になっています。

その他の打撃指標はリーグでも上位となっており、長打力が改善することで大きな得点力の向上が見込めます。

上位の指標
  • 出塁率:.314(リーグ1位)
  • 四球数:441個(リーグ1位)
  • 得点圏打率:.275(リーグ1位)
  • 得点数:485点(リーグ3位)
  • 安打数:1137本(リーグ3位)

タイガースは決して打てないチームという訳ではなく、ランナーを返し切れていないチームでした。

長打力が改善することでより効率よく得点を取るチームになると思われます。

補強は「強みを強化する」方針だったか

2025年に向けては阪神タイガース以下のような選手を支配下で補強しています。

25年向けての補強
  • 伊原 陵人(投手):ドラフト※1位
  • 木下 里都(投手):ドラフト※3位
  • デュプランティエ(投手):外国人補強
  • ネルソン:(投手):外国人補強
  • ヘルナンデス(内野):外国人補強
  • 畠 世周(投手):現役ドラフト
  • 楠本 泰史(外野):自由契約選手

2025年に向けてドラフトや現役ドラフトで投手を多く獲得しています。

外国人を除くと野手ではベイスターズから自由契約となっていた楠本選手しか獲得していません。

投手を積極的に獲得はしていますが、日本人野手の補強には力を入れておらず打撃陣の改善は外国人選手に掛けているというところでしょう。

補強としては、チームの弱点を補うよりは強みをより強化する方針だったのかもしれません。

追加の外国人追加補強はない

阪神タイガースは2025シーズンに向けて追加の外国人補強はないと思われます。

2024年に球団本部長が支配下に置く外国人選手の人数について言及うしていました。

(外国人は)今年は支配下4人でいかせてもらったが、来年は5人に戻すかな。

サンスポ

前述に記載した3名の外国人の補強で既に支配下の外国人選手は5名に達しています。

外国人選手
  • ゲラ(投手):継続
  • ビーズリー(投手):継続
  • デュプランティエ(投手):新規
  • ネルソン:(投手):新規
  • ヘルナンデス(内野):新規

育成登録でも4名の外国人選手を獲得しており、支配下の選手達が活躍できなければ、育成から上げる可能性が高いでしょう。

2025年もタイガースは「投手力」のチーム

阪神タイガースは投手を厚く補強しているので、2025年も投手力で勝っていくチームになると思います。

2024年は投手陣の成績は非常に良くリーグでも屈指のラインナップになっています。

投手成績
  • 防御率:2.50(リーグ2位)
  • QS率:62.2%(リーグ1位)
  • 与四球:323個(リーグ最少)
  • 被長打率:.340(リーグ最少)

青柳選手のポスティング権の行使や浜地の選手の現役ドラフトでの放出はありますが、選手層は2024年と大きく変わっていません。

追加で外国人やドラフトで即戦力の投手を追加しているので、2024年を上回る成績を残す可能性もあります。

24年シーズンの課題であった長打力を改善しなくても良いという判断もあったのかもしれません。

まとめ

この記事のまとめ
  • 阪神タイガースの課題は長打力不足
  • 25年に向けての補強は弱点の克服ではない
  • 外国人が当たれば長打力不足を改善できる
  • 2025年も投手力で勝っていくチームになっている

2025年に向けて阪神タイガースは補強失敗したのかや外国人選手はどうなるについてまとめています。

正直なところ大きな補強をしなくても2025年もタイガースは上位争いができる戦力を有していると思います。

FAでの選手流出もなく、若い選手も台頭してきていることから、2025年も優勝争いをするでしょう。

もし、外国人選手が当たれば圧倒的な成績で優勝することになるかもしれません。

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