千葉ロッテマリーンズは2024年シーズンはパリーグ3位なり、2年連続のCS出場を果たしました。
オフにはFAで選手を補強し戦力アップさせ、既存選手の放出もなくにチーム力がアップしたと思われていました。
しかし、4月末時点では2025年シーズンは首位と僅差ではありますが5位に沈んでおりこのままではCS出場を逃してしまう可能もあります。
4月時点では投打ともにいいところがなく、上がり目もあまり見えない状況となっています。
この記事では、2025年の千葉ロッテマリーンズが弱い理由やそれはなぜなのかについて解説します。
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- 千葉ロッテマリーンズの開幕前の状況
- 千葉ロッテマリーンズが2025年弱い理由
- 2025年シーズンはCS出場できるか?
2025年シーズンに向けFAで選手を補強

千葉ロッテマリーンズは2025年シーズンに向けて既存戦力はそのままに少しの補強を行っていました。
ここ数年間で若手の生抜き選手をしっかりと育成して戦ってきました。
名前 | 打席数 | 打率 | 本塁打 | 打点 |
---|---|---|---|---|
上田希由翔 | 64打席 | .259 | 0本 | 7打点 |
佐藤都志也 | 452打席 | .278 | 5本 | 45打点 |
髙部瑛斗 | 76打席 | .300 | 1本 | 23打点 |
更に主力の外国人選手もしっかり残留し、戦力ダウンの要素はあまりありませんでした。
名前 | 打席数 | 打率 | 本塁打 |
---|---|---|---|
ポランコ | 468打席 | .248 | 23本 |
ソト | 542打席 | .269 | 21本 |
更に投手では5年ぶりにFA市場からソフトバンクから石川選手を補強しました。
名前 | 登板数(先発数) | 防御率 | 料理数 |
---|---|---|---|
石川柊太 | 15試合(10先発) | 2.56 | 7勝 |
しかし、エース格である佐々木朗希選手がメジャーに移籍してしまっており、投手陣的には大きな戦力アップはできいない状況です。
2年連続でCS出場を果たしているチームから大きな戦力の変化はないことからそこまでシーズン前の期待は高くありませんでした。
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開幕から投打ともに良いところなし

千葉ロッテマリーンズは投打ともに精彩を欠き2025年シーズンの開幕ダッシュには失敗してしまいました。
4月終了時点で借金が2個となっており順位は5位に沈んでしまっています。
特に打撃陣の成績は悪くチーム打率「.213」とリーグワーストの成績となっています。
総得点数でも1位のチームと約30点の差があり、得点力不足であることがわかります。
投手陣はチーム防御率「2.63」とリーグ2位になっていますが、先発のQS率が「43.5%」とかなり低くなっています。
先発が試合を作れずに早いイニングで降板しており、中継ぎの負担が4月からかなり高くなっています。
名前 | 登板数 | 登板/消化試合 割合 |
---|---|---|
鈴木昭汰 | 9試合 | 40% |
横山陸人 | 9試合 | 40% |
ゲレーロ | 9試合 | 40% |
小野郁 | 8試合 | 35% |
菊地吏玖 | 7試合 | 30% |
まだ先発が完投した試合もなくすべての試合でリリーフ投手が登板している状況となっています。
4月終了時点は、「投手は踏ん張っているが得点が取れず負けている」という状況となっています。
千葉ロッテマリーンズが2025年弱い理由

戦力的には大きな変化がなかった千葉ロッテマリーンズが2025年は弱い理由は3つあります。
3つとも調子の問題ではありますが、このままシーズンを過ごしてしまうとリーグ下位になることは間違いないでしょう。
- 長打力不足
- 先発陣の不安定さ
- 外国人選手の不調
詳しくは以下にて解説します
長打力不足

千葉ロッテマリーンズはチーム長打率がリーグワーストになっています。
4月末時点で長打率「.306」となっており、1位のチームと1割以上の差が開いています。
チーム | 長打率 |
---|---|
オリックス | .413 |
日本ハム | .359 |
ソフトバンク | .350 |
楽天 | .330 |
西武 | .313 |
ロッテ | .306 |
結果として長打でないことで、得点数も「67点」でリーグ最下位となっております。
長打でランナーを返せないことで得点力不足になっていることが分かります。
先発陣の不安定さ

千葉ロッテマリーンズは先発陣が試合を作れないことが多くなってしまっています。
前述の通りQS率は「43.5%」でリーグワーストとなってしまっています。
チーム防御率は2位となっていますが、先発のみの防御率でみると「2.85」となっており、リーグ平均よりも悪い成績になっています。
種別 | 防御率 | イニング数 |
---|---|---|
右:先発 | 3.09 | 96.0回 |
左:先発 | 2.61 | 31.0回 |
右:リリーフ | 2.26 | 63.2回 |
左:リリーフ | 1.23 | 14.2回 |
援護率は「3.30点」とリーグ3位の数値となっていますが借金を作っていることから、投手陣が足を引っ張っていることが分かります。
外国人選手の不調

2024年に千葉ロッテマリーンズの打線を牽引していた2人の外国人選手が全く活躍できていません。
名前 | 打席数 | 打率 | 本塁打 | 打点 |
---|---|---|---|---|
ポランコ | 468打席 | .248 | 23本 | 60点 |
ソト | 542打席 | .269 | 21本 | 88点 |
2024年は2人でチーム本塁打「75本」の内、半分以上を打っており、打点も3分の1以上二人で上げています。
しかし、2025年はまだ4月ではありますが、ホームランはチームトップの3本ですが2人とも打率が2割前半になっています。
三振数も20個を超えており、4打席に1回は三振するような割合になっており昨年と比べて非常に高くなっています。
このまま2人の調子が上がらなければチームの得点力不足が解消されることはないでしょう。
2025年はCS出場は難しいか?

千葉ロッテマリーンズは2025年のCS出場は現状のままだとかなり厳しいと思われます。
前述の通り、現状は打線の調子が悪く得点を挙げることができていません。
昨年は打率・得点数共にリーグ上位の成績を残していたので、このまま打てないようならば去年と同じような順位になるのは難しいでしょう。
投手陣は昨年と比べると全体的には成績が改善しています。
投手陣がもし昨年と同様の状態になってしまうと、より勝つのが厳しくなるでしょう。
投打ともに改善したとしても、2025年シーズンは昨年下位に沈んでいたチームの調子もいいので、千葉ロッテマリーンズが上位に食い込むのは難しいかもしれません。
まとめ

2025年の千葉ロッテマリーンズがなぜ弱いのかや弱い理由について解説しました。
ロッテは昨年も何故勝てているか分からないくらい特徴のないチームだったと思います。
オリックスや楽天の調子が悪く結果的にCS出場ができたと言っても大げさではないでしょう。
2025年シーズンはオリックス・楽天ともに調子がいいので、上位争いは昨年よりもし烈になると思われます。
その中でロッテが勝っていくために強みとなることが現状ありません。
このまま選手の調子が上がらないようならば、CS出場は絶望的でしょう。
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